■7月19日(月・祝) 昼の部12:30開演/夜の部17:30開演
■会場:アルカイックホ-ル
■チケット:S席 6,500円、A席 5,500円、B席 3,500円
アルカイックホール プレイガイド tel 06-6487-0810
チケットぴあ tel 0570-02-9999 (Pコード:401-764)
ローソンチケット tel 0570-084-005 (Lコード:53429)
■お問合せ:尼崎市総合文化センター TEL 06-6487-0910
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一、 廓三番叟
傾城千歳太夫:中村時蔵
新造梅里:中村梅枝
太鼓持藤中:中村萬太郎
吉原の大広間で、傾城の千歳大夫が新造の梅里と太鼓持の藤中と共に、廓の様子を華麗に踊って見せる。
能楽に由来し、天下太平や五穀豊穣を願う三番叟を、艶やかな廓の情景に置き換えるという大胆な趣向を凝らした作品。
傾城を翁、新造を千歳、太鼓持を三番叟に見立てた華やかな舞踊である。
二、 一條大蔵譚
一條大蔵長成:尾上菊五郎
吉岡鬼次郎 :尾上松緑
お京 :尾上菊之助
鳴瀬 :坂東秀調
八剣勘解由:市川團蔵
常盤御前:中村時蔵
平家全盛の頃、牛若丸の母の常磐御前は敵方の平清盛の寵愛を受けた後、阿呆として有名な公家の一條大蔵卿に嫁いだ。
源氏方の吉岡鬼次郎は、常磐御前の真意を探るため、妻のお京を大蔵卿の館に潜入させる(「檜垣」)。
お京の手引きで館へ忍び込んだ鬼次郎は、毎夜、楊弓に興じる常磐御前に詰め寄る。
すると常磐御前は楊弓を興じながら、実は平家調伏を願う本心を明かす。さらに、阿呆と見えた大蔵卿も・・・。(「奥殿」)
時代物の義太夫狂言『鬼一法眼三略巻』の四段目にあたるこの作品は、大蔵卿の前半の作り阿呆と、後半の聡明な公卿という演じ分けが見どころ。
三、 棒しばり
次郎冠者:尾上松緑/尾上菊之助(交互主演)
太郎冠者:尾上松緑/尾上菊之助(交互主演)
曽根松兵衛:市川團蔵
大名に仕えている太郎冠者と次郎冠者は無類の酒好き。
大名が外出するたびふたりが酒蔵の酒を盗み飲むので、困り果てた大名は太郎冠者を後ろ手に縛り、次郎冠者の両手を棒に縛って外出する。
しかしふたりは縛られたまま酒蔵へ行き、助け合って酒を飲み、唄ったり、舞ったり大騒ぎ。
狂言をもとにした松羽目物の人気作。今回は、太郎冠者と次郎冠者を松緑と菊之助が交互に勤めることも話題である。
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