2006年02月28日
京都烏丸三条・「素夢子古茶家(そむしこちゃや)」
韓国伝統茶の専門カフェ
京都・烏丸三条“素夢子古茶家(そむしこちゃや)”
烏丸の老舗の帯問屋の韓国人の奥様が、
もっと、韓国の文化を日本の人たちにも知ってほしい、なにより
体にも精神にも優しい韓国の伝統茶をゆったり楽しんでほっとしてもらいたい、
そんな思いでオープンされたのが、この素夢子古茶家。
もとは帯問屋だったという家屋を改装して作られたお店は、
建物の周りは低い土壁と、ススキのような素朴で風情がある植物で
囲まれていて、木造りの門がしつらえられた立派な玄関には
淡い朱色の暖簾がかかっています。とても落ち着いた佇まいでした。
そして店内がまた素敵なんです。おとしめの照明の中に、
天然木を一本そのまま使ってあるカウンターや、
テーブル席、奥には茶室もありました。

さて、興味津々の韓国の伝統茶ですが、韓国伝統茶というのは、”茶葉”ではなく、
主に木の実や植物の根などを煎じたりこしたりしたものを、煮出して作るのが
主流なんだそうです。もちろん韓国にも”緑茶”は7世紀ごろ、仏教と一緒に
伝わったそうなんですが、14世紀ごろには儒教が重んじられたため、
仏教とともに”緑茶”も衰退して、韓国には独自のお茶文化が発展。
漢方薬の材料に使われるような薬用効果がある素材を使ったものがほとんどで、
それぞれのお茶には、それぞれの効能がちゃーんとあるんですねえ。
メニューを見てみましょう。はじめて見る漢字のお茶がずらりと並んでいます。
水正果(スジョンガ)高麗人参茶(コリョニンジンチャ)十夢母茶(ジュモンモチャ)
五味子茶(ごみじゃちゃ)などなど、、、きょとん!と困っているわたしに
お店の方がいろいろと教えてくださいました。
そして、まず私がいただいたのは韓国でもとてもポピュラーで、家庭でも
よく飲まれているというお茶、水に正しいに果実の果と書いて
水正果(スジョンガ)というお茶です。
生姜とシナモンを煎じて煮たもの、なんだそうですが、このお茶には、
体内循環を良くして、精神安定、リラックス効果もあるそうです。
とってもスパイシーな香りがします。お味は、しょうがの
ツーんとした刺激のなかにシナモンと蜂蜜の甘さがよくマッチしていて、
鼻からのどにかけてスーと爽快感が広がるんです。
それから、もうひとつ、トングレ茶というものもいただきました。
トングレとはユリ科の多年草の植物の根で、乾燥させたその根を
煮出して作られるのがトングレ茶です。
香ばしくって味がしっかりしていて、お砂糖など一切加えていないのに
ほのかな甘さもあって、私はちょっとこれ、はまってしまいました!
このお茶は、目にいいそうで、体に潤いを与えるなどの効能もあるんだそうです。
お茶のメニューはどれも、聞き慣れない名前のものばかりだと思いますが、
お店の方に気軽に相談してみてください。また、漢方パウンドケーキなどのデザートや
素夢子カレーなどのお食事メニューもいろいろとそろっています。
私は、不老長寿の実といわれる松の実とお米を砕いて炊き上げられた
「松の実粥」をいただいたんですが、

濃厚な粘り気のあるあまーいお粥で、体が中からきれいになっていくようでしたよ。
美肌効果もあるそうです!
最寄り駅は京都の地下鉄・東西線の「烏丸御池駅」です。
6番出口から烏丸通を南に進んで、一つ目の筋を右に曲がると、
右手に見えてきます。駅から歩いて3分ほど。
営業時間 午前10時〜午後8時ラストオーダー、定休日は水曜日です。
電話番号 075−253−1456
カテゴリー: CAFE・SWEETS, もぐもぐ, 京都, 韓国料理
コメント
京都に行くと、必ず立ち寄ります。薬膳カレーが好きですが、この間行ったら、平日のみとなっていて食べられなかったのが、残念でした。ぜひ、いつでも食べられるようにして欲しいです。かわりにピピンバッを食べました。これはこれでおいしかったです。お茶はいつもどれにしようか悩んで、同じもの「スジョンガ」を頼んでしまいます。そして、おみやげに韓国菓子の詰め合わせを買います。今週末、京都に行くので、またおいしいお茶と韓国料理をいただきに行きます。食べ物だけでなく、お店の中は、韓国のインテリア好きにはたまらないものばかりです。
投稿者 ノラ : 2007年05月08日 20:59