2008年10月20日

2008.10.20 ヴェルディ 歌劇「ファルスタッフ」第3幕/ハンガリー国立歌劇場管弦楽団・合唱団

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ヴェルディ 歌劇「ファルスタッフ」第3幕/ハンガリー国立歌劇場管弦楽団・合唱団

♪今週の表紙・顔!!!
このコーナーは、文字どおり「時の人」が中心ですが、時にオーケストラや歌劇団、ホールなどが表紙を飾ることもあります。 

今週は10月25日(土)と26日(日)の両日、尼崎のアルカイックホールで第90回定期公演を行う関西歌劇団を取り上げました。関西二期会同様、FM大阪が後援しているオペラ・カンパニーです。

今回の演目はヴェルディ最後のオペラ『ファルスタッフ』(全3幕・原語上演)です。シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」と「ヘンリー4世界」の2作品を原作としたドタバタ喜劇。

ヴェルディのオペラといえば、悲恋、裏切り、復讐、戦争、祖国愛などをテーマとした「悲劇」がほとんどですが、80歳を目前にして書き上げたオペラが「喜劇」とは驚きです。最後の最後に、この偉大なオペラ作家が到達した「境地」ともいえるでしょうね。  

主人公のファルスタッフ(バリトン)は、今でいうチョイ悪オヤジの典型。ビール樽のような大きなお腹で、無類の酒好き。毎日、居酒屋にしけこんでいる赤ら顔のおっさんです。そのおっさんが、惚れた2人の女性に、同じ文章のラヴレターを送るところから物語は始まります。  

ファルスタッフを演じるのが、田中勉(25日)、田中由也(26日)の両田中。恋のお相手の一人であるアリーチェは樽谷昌子(25日)と太田裕子(26日)。もちろん同団を代表するプリマです。この4人は、99年上演の「ファルスタッフ」にも出演しましたが、あとは客演を含めてメンバーを一新、再演に臨みます。 

指揮は、今や関西オペラ界になくてはならない存在となった牧村邦彦で、ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団を振ります。オペラ演出の顔役ともいえる松本重孝の演出のもと、どのような舞台が展開されるか楽しみです。

役柄として、ファルスタッフは確かに主役ですが、音楽上の主役は、ウィンザーのおばちゃん、おねえちゃんたちが主役なのです。まさにアンサンブル・オペラ。

その醍醐味を味わってください。


♪くらこれ対談
一人の作曲家の作品に聞きほれ、「この人の作品をライフワークとして演奏し続けよう」。演奏家にそう思ってもらえたら、作曲家は本望でしょう。なぜなら、作曲家は演奏家という再現芸術家がいなければ、芸術家として生きていけないからです。 

そんないい例があります。作曲家の吉松隆(1953年生まれ)さんと、ピアニストの河村泰子さんです。河村さんは神戸女学院大ピアノ科を卒業した新進気鋭のピアニスト。この9月に吉松作品を集めた「アトム・ハーツ・クラブ/河村泰子」(カメラータ・トウキョウ)を初リリースしました。2年前に、吉松隆作品シリーズ・コンサートを始め、2度目の公演を11月1日、3時からムラマツリサイタルホールで開催します。 

「吉松作品との出会いは?」(よっさん) 
「2000年の関西フィルの公演で聴いた、サイバーバード協奏曲(サックス…須川展也)が最初で、そのとき、これは凄い。素敵な作品や。そう思ったのです。興奮して、興奮して。ホント、そんな衝撃を受けたのは初めてでした。以来、吉松さんの大ファンになりました」(河村泰子さん) 
「じゃ、公演後に舞台裏を訪ねたりしはったわけ?」 
「もちろん。その後、2000年のときの指揮者でもあった、関西フィルの藤岡幸夫さんを通して吉松さんにお会いすることができました」 
「今回のCDデビューといい、一連のシリーズ・コンサートといい、吉松さんにとってもうれしい話ですね」 
「でも吉松さん、ひどいことを言いはるんですよ。国際コンクールに入賞したか、美人か。そのどちらでもないピアニストが、こうしたCDを出せるのは、実に凄いことだ、って」
「そうですか(笑)…、でも、作曲家自身からそう言ってもらえるのは幸せ者ですよ河村さん!」 

少年時代は漫画家・手塚治虫に憧れた吉松さん。将来は漫画家に、と思っていたのですが、中学時代にクラシック音楽が好きになり、作曲の勉強を始めました。それもほとんど独学です。彼の作品はロックやジャズなどの音楽語法を取り入れるなど、難解な現代音楽の枠組みから解放されて、できるだけ自由に・・・そう! 吉松作品のテーマ、シンボルともなっている「鳥」のように、自由に羽ばたいているのが特徴といえるでしょう。 

河村さん! 国際コンクールの入賞者でも○○でもないかもしれませんが、あなたはいい作曲家、作品に出会いました。期待してまっせ!!!

M2:吉松隆 レグルス回路/河村泰子(ピアノ) 
M3:吉松隆 アトム・ハーツ・クラブ・トリオ第2番第1楽章/河村泰子(ピアノ)
M4:吉松隆 アトム・ハーツ・クラブ・トリオ第2番第7楽章/河村泰子(ピアノ)


♪くらこレディオ
ラーメン、つけ麺、坦々麺が好きなカネヤンです!オーケーーイ♪
狩野英孝のイケメンネタではないですよんヾ(・ω・`)ノ

ということでDJのカネヤンです!!
寒くなってきましたね・・・でもこの時期の朝は寒く、空がとてもきれいです。

うう〜ん、詩でも書こうか、書かないか。
それよりも今回のくらこれだねヾ(゚Д゚ )

今回はタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。

M5:アーバン 《ヴェニスの謝肉祭》変奏曲/ルベン・シメオ(トランペット) 松沼俊彦(指揮) シエナ・ウインド・オーケストラ
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
「今年、生誕100年を迎えた指揮者をいろいろ紹介してきたけれど、自分にとって大事な人を紹介するのを忘れていた。レオポルト・ルートヴィヒ、知ってはる?皆さん」と、よっさん。 

よっさんが初めて買ったLPレコードが、このルートヴィヒ指揮、ハンブルク・フィルの演奏する「新世界」「未完成」のカップリングだったそうです。何度も何度も、盤面がすり切れるほど聴いた愛着のあるレコード。けれど、長く忘却の彼方に追いやられてしまったといいます。 

ルートヴィヒ(1908〜1979)は、カラヤンと同い年で、やはり同郷のオーストリア人。ドイツ・オーストリア各地の歌劇場指揮者を務めたあと、1939年からはウィーン国立歌劇場の指揮者陣の一人として活躍、戦後はベルリン国立歌劇場やハンブルク国立歌劇場などでも主要指揮者としてタクトを振りました。 

しかし、戦後、協奏曲を指揮したレコードを多く出したことで「伴奏指揮者」としてのイメージが強くなり、また、カラヤンなど他の大指揮者の台頭でその影が薄くなってしまった感は否めません。それが、このほどルートヴィヒの懐かしいディスクがCDとして甦り、幾枚か発売されました。

その一枚であるチャイコフスキーを紹介しました。 堂々とした曲の骨格を見事に表現。しかも細部の細かな音の揺れやロマンティックな「歌」が手に取るように浮かび上がってきます。

こんな指揮者がいた! 
リスナーの皆さん、覚えておいてくださいね。

M6:レオ・ドリーブ バレエ「コッペリア」(抜粋)第1楽章ーマズルカ(冒頭)/エルネスト・アンセルメ(指揮) スイス・ロマンド管弦楽団
M7:チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調第4楽章/レオポルト・ルートヴィヒ(指揮) ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団


♪プレゼント
「小山実稚恵 ピアノ・ロマンの旅 第6回内なる叫び」
●日時:2008年11月9日(日)14:00〜
●場所:いずみホール
●出演:
 小山実稚恵(p)
●演奏曲:
 シューマン:蝶々 op.2
 ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調
 「テンペスト」op.31-2
 シューベルト:即興曲集 op.142 D.935より 第1番 ヘ短調

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ピアノ・ロマン希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-6646-0856 まで。
インターネットはfmoaka.netくらこれまで。
締切は10月22日(水)です。
たくさんのご応募ありがとうございました!!


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年10月13日

2008.10.13 新世界(ドヴォルザーク作曲「交響曲第9番“新世界”」より)/川井郁子(ヴァイオリン)

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ヴォーン=ウィリアムズ “グリーン・スリーヴス”による幻想曲/ジョン・バルビローリ(指揮) ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 シンフォニア・オヴ・ロンドン

♪今週の表紙・顔!!!
ナンバーつきの交響曲を9曲書いた作曲家といえば、やはりベートーヴェンが筆頭にあがりますね。ほかにブルックナー(0番を例外とすれば)やマーラー、ドヴォルザークの名を挙げる人もいるでしょう。 

でも意外、というよりサッパリというか、クラシック音楽ファンの間でさえもあまり知られていないのは、20世紀に活躍したイギリスの作曲家レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872〜1958)が交響曲を9曲作っているという事実です。

今年没後50年を迎えたヴォーン=ウィリアムズのバースデーは10月12日—ということで、今週の表紙・顔に取り上げました。 

彼の代表作といえば、なんといっても「『グリーン・スリーヴス』による幻想曲」でしょうね。ちょうど100年前、作曲者35歳のときの作品です。ヴォーン=ウィリアムズは管弦楽組曲「惑星」を作ったグスターヴ・ホルスト(1874〜1934)と大学時代に知り合い、共にイギリス各地を巡り、民謡や古曲の採譜に励んだ一時期がありました。生涯の友となるこの2人、作風が似ているのも、そうした若いころのフィールドワークが影響しているのかもしれませんね。  

81歳で秘書だった女性と再婚、85歳のときに最後の交響曲の初演に立ち会ったヴォーン=ウィリアムズは、その4カ月後の8月26日に亡くなりました。彼の交響曲は、またの機会に紹介するとして、今回は「グリーン・スリーヴス幻想曲」を聴いてもらいました。


♪くらこれ対談
前回に引き続き、11月1日、びわ湖ホール中ホールでデビュー10周年記念ツアーコンサートを開く、バンドネオン奏者の小松亮太さんがゲストです。 

「びわ湖ホールでのコンサート、タイトルが『リオとブエノスの果実』となっていますが、この意味は?」(よっさん) 
「たまたま今年が日本とアルゼンチンが修好110年、日本人のブラジル移住100年にあたりまして、そういうタイトルになったのですが、実際にペルー、パラグアイ、ブラジルの南米ツアーコンサートを行ったとき、ブラジルの音楽にすごいショックを受けましてね。アルゼンチン・タンゴは、どちらかというと過去の栄光でもっているようなところがありますが、それに比べてブラジルの音楽は現在進行形でダイナミックに動いている感じがするんです。そこに大きくひかれましてね。びわ湖ホールでも、ブラジル風というか、アフロなテイストをタンゴの中にブレンドした音楽を聴いてもらおうと企画したのです」(小松さん) 
「将来の夢は?」 
「ほかと比べようがない音楽を作っていきたい、演奏していきたいですね。クラシックでもジャズでもポップスでもない何か。これ、何のジャンル? でもいいね。そんな無国籍的な音楽をやってみたいです」
「う〜ん…無国籍か。この『くらこれ!』も無国籍というか、クラシックを軸にしながらも、ジャンル同士の垣根を越えようという思いで放送しています。これからもお互い頑張りましょう!」

M2:夢幻鉄道/小松亮太(バンドネオン)
M3:テキーラ・トリステ featuring 笹子重治(ギター)/小松亮太(バンドネオン)


♪くらこレディオ
みなさんこんにちわ!!
DJのカネヤンです(●´・ω・)ノ

最近は漫画を久し振りに読んでます。
ずっと小説ばかりでしたが・・・
みなさんは見たことありますか?

ワンピース。
海賊王を目指す少年の話なんですが、
途中で見なくなったんですが最近最初から見直したら、
泣ける。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。

出会いや、別れ…
うまく描かれてます。

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれピックアップです。

M4:チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番第3楽章/ラン・ラン(ピアノ)
(タワーレコメンド)
M5:ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調《春》第1楽章/豊田耕児(ヴァイオリン) ロサール・プロダック(ピアノ)
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
このほど生誕100年記念「巨匠カイルベルトの芸術」(全タイトル15)のCDがテルデック・クラシックスから発売されました!!
その中のある一枚を見つけた編集長は、さっそくCDショップへ走りました。 

「走った? そんな短い足で走ってどうすんのん」と、よっさん。 
「短い足やったら走ったらあかんのかいな。まあ、ええわ。カイルベルトの指揮する『エロイカ』!これね、僕、生まれて初めて聴いた『エロイカ』なんですわ」
「ベートーヴェンの『英雄』初体験! LPレコードで?」 
「いいや、1960年代によく出た17センチ盤というやつ。その2枚組で…」と、編集長の話はますますヒートアップ(長くなるからあとのお話は割愛しました)。 

朝比奈隆さん、カラヤン、アンチェルと、これまで生誕100年のマエストロ(巨匠)たちを紹介してきましたが、この3人に勝るとも劣らない偉大な指揮者ヨーゼフ・カイルベルト(1908〜1968)を今週のズバクラは取り上げました。

生誕100年、そして没後40年の記念に。 
カイルベルトは生粋のドイツ正統派指揮者として、主にドイツ・オーストリア系の作品を得意にしてきました。ドイツの指揮者によくあるタイプですが、若いころから歌劇場のピアニストとして、歌手や合唱団の伴奏を務めていた関係から、トーレーナーとしても抜群の力を発揮、関わったオーケストラの技能アップに大きく貢献することになります。彼の手兵オケともいえるバンベルク交響楽団を、一地方オケから世界一級の楽団と伍するくらいにレベルアップさせたのがいい例です。 

1968年7月20日、バイエルン国立歌劇場でワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』を指揮中、急性心不全で亡くなりました。60歳でした。その劇的な死に方は、死後40年たっても、ことあるごとに話題にされます。

芸人・芸術家にとって、板の上で死ねるのは本望だと—。

カイルベルトの「英雄=エロイカ」は、ドイツの本家本元らしく堂々としています。変な小細工は一切しない。けれどディテールをよく聴くと、実に微妙にテンポを揺らしたり、ここぞという箇所では、大見得、小見得を切ったりしてメリハリをつけています。

ある意味で古式ゆかしい懐かしさと味わいがあります。

五歳児のように、ちょこちょこ走り回るような現代風「古楽器」演奏での「英雄」に飽きた人は、ぜひ必聴です!!!

M6:ベートーヴェン 交響曲第3番《英雄》第1楽章/ヨーゼフ・カイルベルト(指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
M7:ベートーヴェン 交響曲第3番《英雄》第4楽章(コーダ)/ヨーゼフ・カイルベルト(指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
M8:モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調第3楽章/ヨーゼフ・カイルベルト(指揮) バンベルク交響楽団


♪プレゼント
「ベートーヴェン 弦楽四重奏曲演奏会」
●日時:2008年10月31日(金)19:00〜
●場所:いずみホール
●出演:
 モザイク・カルテット
 エーリッヒ・ヘーバルト(第1ヴァイオリン)
 アンドレア・ビショッフ(第2ヴァイオリン)
 アニタ・ミッテラー(ヴィオラ)
 クリストフ・コワン(チェロ)
●演奏曲:
 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 op.18-4
 J.S.バッハ フーガの技法より
 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第8番ホ短調
 「ラズモフスキー2番」 op.59-2

このチケットをペア5名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「モザイク・カルテット希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-6646-0856 まで。
インターネットはfmoaka.netくらこれまで。
締切は10月15日(水)です。
たくさんのご応募ありがとうございました!!


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年10月06日

2008.10.06 新世界(ドヴォルザーク作曲「交響曲第9番“新世界”」より)/川井郁子(ヴァイオリン)

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:新世界(ドヴォルザーク作曲「交響曲第9番“新世界”」より)/川井郁子(ヴァイオリン) レオシュ・スワロフスキー(指揮) チェコ・フィル・ハーモニー管弦楽団

♪今週の表紙・顔!!!
ヴァイオリニストの川井郁子さんがこのほど、CD&DVD「新世界〜The New World」(ビクターエンタテインメント)をリリースしました。
大阪芸大の教授でもある川井さん。通天閣のある新世界が大好きとみえて、行きつけの串カツ屋(2度づけお断り)やパチンコ屋などの雰囲気をズバリ音楽にしたのがこのCD—というのは真っ赤なウソ!  

クラシック界で「新世界」といえば、チェコの作曲家ドヴォルザークの交響曲ですよね。その中の第2楽章、通称「家路」としてよく知られるメロディーを、彼女お得意の即興の妙技で聞かせてくれるのがこのCDなのです。

バックは何と本場の名門オーケストラ、チェコ・フィルです。その豊かで広がりのあるサウンドが川井さんのソロ・ヴァイオリンをしっかり支えています。 ほか「ホワイト・レジェンド」(白鳥の湖から)やタンゴの「ラ・クンパルシータ」など全12曲が入っています。うち2曲はジャズ・ピアニスト、ハンク・ジョーンズとのデュオです。使用楽器は、川井さんが教える大阪芸大所蔵のストラディヴァリウス「アントニオ」。

その名器がもつ流麗でつややかな音は、まさに川井さんそのものではありませんか!


♪くらこれ対談
来る11月1日、びわ湖ホール中ホールでデビュー10周年記念ツアー「リオとブエノスの果実」を開くバンドネオン奏者の小松亮太さんがゲストです。

小松さんはタンゴ・アンサンブルを主宰する父母のもとで育ち、幼少期からピアノやフルートを習っていました。14歳の中学生のとき、バンドネオンを独学で習い始め、早くも高校生のときには、父母のタンゴ・アンサンブルで弾くようになりました。 

「バンドネオン。ひとことでいうとどんな楽器ですか」(よっさん) 
「アコーディオンの親戚です。アコーディオンはピアノのような鍵盤がついていますが、バンドネオンはボタン式になっています。音はハーモニカの音です。普通ハーモニカは口で吹いたり吸ったりしますが、バンドネオンは口の代わりに、両手で開いたり閉じたりするジャバラで音を出します」(小松さん) 
「なるほど。発祥はドイツらしいですね」 
「ええ。それからアルゼンチンに入っていって、タンゴ演奏に欠かせない楽器になりました」 

実はこの小松さん。小学生時代からクラシックが好きで、将来は指揮者になりたいと思う時期もあったそうです。特に憧れの指揮者は「朝比奈隆さん」。「へぇ〜!」と、よっさんも一際大きな声で驚きました。 

「高校時代、大阪にはよく行きましたよ。朝比奈さんを聴くために。帰りは夜行列車で東京へ。とにかく朝比奈さんの音楽はスノビズムがない。しかも生々しい。はっきりいって、朝比奈さんと大阪フィルの作り出す音楽はいろいろ傷だらけでホコリまみれかもしれないですけど、とにかく面白い。逆にきれいできちんとしているけれど、面白くない演奏もあるわけですよ」 

1973年の生まれで、この10月30日で35歳になる小松さん。この言葉からわかるように、朝比奈さんの知らぬ間に、若い朝比奈ファン、若いクラシックファンが育ってきたのですね。対談したよっさんも感慨無量だったようです。

小松亮太さんのお話は次回に続きます。

M2:ブルックナー 交響曲第8番ハ短調(ハース版)第4楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
M3:熊田洋 赤と黒〜ROjo Neogro/小松亮太(バンドネオン)


♪くらこレディオ
さぁ、やってきましたくらこレディオです(≧ω≦)b
最近は用事や仕事で朝の4時に起きることが多いんですが・・・

朝って、気持いいいいいヾ(●´▽`●)ノ

なんでしょう、あの静けさ。

気持いです。あると思います!!

さて今回はレコメンとバースデーをお送りしました。

M4:モーニング・トゥ・フューチャー/井郁子(ヴァイオリン)
(タワーレコメンド)

今回のくらこれバースデーは10月生まれの方々です。
その中から10月22日生まれのフランス・リストの曲をお送りしました。

M5:リスト 愛の夢第3番/クラシック・ベスト103 オン・ムービーより。
(バースデー)


♪ズバクラ!!
一時代を築いたチェコの指揮者カレル・アンチェル(1908〜1973)も朝比奈さんやカラヤン同様、今年生誕100年の一人。

アンチェルは今もCD店に行くとコーナーが設けられているほど、クラシック音楽界に大きな足跡を残した人です。反骨の人で大のナチス嫌い。そのため戦争中はアウシュヴィッツの収容所に入れられました。出てくると、共に入所した父母と妻子が殺されていたとわかります。そんな大きな悲劇を背負いながら、戦後を生き抜き、当時元気をなくしていた名門チェコ・フィルの再建に努力します。。。 

番組は彼の代表的なディスクである「新世界」を聴きました。オーソドックスな中に、何度聴いても飽きない深い味わいのある演奏です。 

M6:ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第1楽章(冒頭部)/カレル・アンチェル(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
M7:ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章(冒頭部)/カレル・アンチェル(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
M8:ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章(コーダ)/カレル・アンチェル(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


♪プレゼント
大阪センチュリー交響楽団 第135回定期演奏会
●日時:2008年10月29日(水)
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
 指揮 小泉 和裕
 ヴァイオリン 竹澤 恭子
●演奏曲:
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
 シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 作品82

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪センチュリー交響楽団希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-6646-0856 まで。
インターネットはfmoaka.netくらこれまで。
締切は10月8日(水)です。
たくさんのご応募ありがとうございました!!


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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
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2008年09月28日

2008.09.28 ブラームス  ハンガリー舞曲第5番/川畠成道(ヴァイオリン) ロデリック・チャドウィック(ピアノ)

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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ブラームス  ハンガリー舞曲第5番/川畠成道(ヴァイオリン) ロデリック・チャドウィック(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
今年デビュー10周年を迎えたヴァイオリニストの川畠成道さんから、当番組に次のようなヴォイス・メッセージを戴きました。
ご紹介しましょう。

「まずは近況のご報告です。1年前に僕は結婚しました。といっても日常の生活自体は、大きく変わったわけではありません。
 音楽面での話題としては、この9月にデビュー10周年を飾るCDアルバム『ザ・ベスト』を出しました。クラシカルな小品を集めたものですが、これまで出したものの寄せ集め的なアルバムではなく、全16曲を今年の春、ベルリンで新たに収録したものです。
 そして、10月から大阪を皮切りにデビュー10周年コンサートツアーが始まります。このアルバムからの小品もたくさん演奏しますので、どうか聴きにいらしてください」

ツアーコンサートは来年3月まで、大阪、京都、名古屋、東京などの主要都市で行われます。関西公演は、10月3日(金)午後7時から大阪のいずみホールで、11月8日(土)午後1時半と5時の2回、京都コンサートホール小ホールでそれぞれ開かれます。今までのツアーコンサートはピアノ(寺嶋陸也)とのデュオでしたが、今回はピアノ+鈴木大介(ギター/大阪公演)、通崎睦美(マリンバ/京都公演)が参加してのトリオ演奏が大きな特徴です。 

番組は新譜「ザ・ベスト」からハンガリー舞曲第5番(ブラームス)を聴きました。アドリブを随所に利かせた、心にくいばかりのシャレた演奏に仕上がっています。


♪くらこれ対談
前回に引き続いて「チェロの貴公子」こと溝口肇さんがゲストです。

東京芸大の器楽科(チェロ)時代、シンガー・ソングライター八神純子の伴奏ストリングスとして全国ツアーを行った際、「チェロ奏者としてポップスの世界にいくのもいいなぁ」と思ったそうです。ただし、伴奏者としてではなく、スポットライトの当たる「主役」として…。 

以来、大学卒業後もポップ系のチェロ奏者を務める一方、スタジオ・ミュージシャンとして作曲・アレンジの仕事に従事します。ところが、溝口さんの身にとんだハプニングが襲います。

「交通事故です。ひどい鞭打ち症になって…、それ以来、不眠、吐き気、頭痛で悩む毎日でした。そんな自分を治し、安らぐための音楽を作ろうと、真剣に作曲に取り組むようになりました。今の言葉でいえば『癒すための音楽』ということでしょうか」(溝口さん) 

人を癒し、人を優しく包み込むような音楽を作り、演奏する溝口さん。その原点は、交通事故の後遺症から這い上がろうとする必死の思いが背景にあったのですね。

「20分ぐらいのチェロ協奏曲を書いてくださいよ。いつか、くらこれ企画の音楽サロンで実現させたいと思います。いかがですか?」(よっさん)
「チェロ協奏曲か…それもいいですね。考えておきますよ」(溝口さん) 

リスナーの皆さん、どこかで溝口さんに会ったら「あのチェロ協奏曲の話、どうなりましたか。ぜひ大阪で初演してくださいよ」と、ハッパをかけておいてくださいね!!

M2:世界の車窓から(2004年version)/溝口肇(チェロ)
M3:プッチーニ オペラ「トゥーランドット」より、誰も寝てはならぬ/溝口肇(チェロ) 紺野紗衣(ピアノ)


♪くらこレディオ
節約生活中のDJカネヤンです♪
ラジオで喋る時は水やお茶が欠かせません!!
毎回、局で買ったり、コンビニエンスストアで買ったりしてるんですが、
最近は家でお茶をペットボトルに入れて持参しています。

エコですな。

さぁ、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンです!!

M4:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番ハ短調第3楽章/カラヤン(指揮)グレン・グールド(ピアノ)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(タワーレコメンド)

第1位 これがSHMだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー
第2位 ピアノ・ピトレスク/レ・フレール
第3位 バロック・マスターワークス(60CD Limited Edition)
第4位 オーラ・ベスト〜美しい感動〜
第5位 tears/宮本笑里(ヴァイオリン)

今回は9月のランキングをお伝えしました!!!
そして第5位の宮本笑里のニューアルバム「tears」からこの曲を聞きました。

M5:チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ/宮本笑里(ヴァイオリン)
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
第3弾「確信犯か否か! パクリ、パクられ、似た者同士の他流試合!」。

日曜スペシャル(午後7時放送)企画。クラシック同士、またはクラシックと他の分野にまたがって「よく似たメロディー」を見つけ出し、白日のもとにさらけ出す新企画。これがなかなか好評でして、10月からもどんどんやってくれと、リスナーから多くのメールを戴きました。

ありがとうございました。
今回は次のような「他流試合」となりました。機会があったら聴き比べてチョ! 

1、
M6:レモンのキッス(歌:ナンシー・シナトラ)
M7:ポンキエルリ作曲・オペラ『ジョコンダ』から「時の踊り」=編曲 

2、
M8:上を向いて歩こう(作詞:永六輔/作曲:中村八大/歌:坂本九)から
M9:ベートーヴェン作曲・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第1楽章冒頭から 

3、
M10:チャイコフスキー作曲・バレエ音楽『白鳥の湖』から終曲
M11:ワーグナー作曲・オペラ『ローエングリン』第2幕5場ラストから 

4、
M12:ベートーヴェン作曲・交響曲第3番「英雄」第1楽章から
M13:モーツァルト作曲・オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』冒頭から 

5、
M14:ベートーヴェン作曲・交響曲第9番「合唱」第4楽章(歓喜の歌)から
M15:モーツァルト作曲・ミサ曲「四季斎日のオッフェルトリウム」から冒頭


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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年09月21日

2008.09.21 ミュージカル「赤毛のアン」より、オーバーチュア/アン・シャーリー(吉沢梨絵)

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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ミュージカル「赤毛のアン」より、オーバーチュア/アン・シャーリー(吉沢梨絵)

♪今週の表紙・顔!!!
原作出版100周年と劇団創立55周年を記念して、劇団四季はミュージカル「赤毛のアン」を京都劇場で上演しています(10月11日まで)。 

「赤毛のアン」の原作者ルーシー・モンゴメリはカナダの作家。1908年6月に出版されたこの作品は、プリンス・エドワード島の美しい自然の中で育った、感受性豊かな少女アンが主人公。出版後たちまちミリオン・セラーとなりました。現在では22カ国に翻訳され、世界の少女、そして大人たちに読み継がれています。 

先日、劇団四季の公演を見たよっさん。
「笑いあり、涙あり…そして日下武史などのベテラン俳優がワキをかためた素晴らしいミュージカルですよ。みなさんもぜひ見てください」と、その感激を熱く伝えます。

音楽は、ノーマン・キャンベル作曲、岩谷時子訳詩による劇団四季公演から聴いて戴きました。


♪くらこれ対談
日本タレント名鑑にも載っているチェリスト&作曲家の溝口肇さんがゲストです。 

溝口さんをここまで有名にしたのは、テレビ朝日系で放送されている「世界の車窓から」だと言い切ってもいいでしょう。大型ニュース番組のあとの短い時間ですが、その番組の作曲・演奏を担当しているのが溝口さんです。時代はバブル経済がはじけた後の世紀末。多くの人は、何らかの形で「いやし」を求めているときでした。そんなときにテレビから溝口さんの奏でる優しい音色が流れてきたのです。 

1960年4月、東京に生まれた溝口さんですが、小学生時代の一時期、お父さんの仕事の関係で大阪・千里ニュータウンに住んだことがあると、よっさんとの対談で語ってくれました。
「ちょうど千里にニュータウンが出来始めたころでした。ところが来年、大阪万博がこの千里で開かれると家族中が喜んでいたころに、突如父親の東京転勤が決まりましてね。母親も僕もがっかり。あと半年ほど遅くならないのかと、父親に対して非難ごうごうでしたよ(笑)」
期待していた大阪万博に一度も行けずに終わった溝口さん。その後15年して、千里でコンサートを開いたのですが、おそらく感無量だったことでしょう。

続きのお話は次回に—。

M2:HIGHWAY STAR/ディープ・パープル
M3:J.S.バッハ プレリュード(無伴奏チェロ組曲第1番より)-INFINITY-/溝口肇(チェロ) 篠崎正嗣ストリングス


♪くらこレディオ
みなさんお元気していますか??
DJのカネヤンです。

最近は「秋」と言うことで、どこかへ旅をしたいです。
最近は電車に興味があるので、ちょっとお値段はするかもしれませんが、
特急電車に乗ってどこか遠くへ行きたいで〜す♪

さぁ、その前にくらこレディオです!!!タワーレコメンドとくらこれニュースです。

M4:エリック・サティ ジムノペディ第1番/外山啓介(ピアノ)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
第2弾「確信犯か否か!」 
パクリ、パクられ、似た者同士の他流試合!。クラシックとクラシック、またはクラシックと他のジャンルにまたがって「似た者同士」のメロディーやフレーズはけっこうあるもの。

それを紹介するのがこの企画です。今回は次のラインナップの数々を紹介しました。 

1、
M5:「ストレンジャー・イン・パラダイス」(歌:トニー・ベネット)
M6:オペラ『イーゴリ公』(ボロディン作曲)から「ダッタン人の娘たちの踊り」=編曲メロディー

2、
M7:アニメソング「鉄腕アトム」(作詞:谷川俊太郎/作曲:高井たつお)
M8:シューベルト作曲ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調第1楽章

3、
M9:「手紙」(歌:由紀さおり/作詞:なかにし礼/作曲・編曲:川口真)
M10:モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』第3幕から6重唱(フィガロ)の一部

4、
M11:「早春賦」(作曲:中田章)
M12:モーツァルト作曲・歌曲「春へのあこがれ」

5、
M13:童謡「雪」(作詞・作曲者不詳)
M14:ドヴォルザーク作曲「聖書の歌」から10曲目


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2008年09月14日

2008.09.14 グルック メロディ/松田理奈(ヴァイオリン)

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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:グルック メロディ/松田理奈(ヴァイオリン)

♪今週の表紙・顔!!!
新世代ヴァイオリニストの松田理奈さんを紹介しましょう。

何が新世代?
ここ数年、20代前半・半ばの(特に女性)ヴァイオリニストの活躍に目覚しいものがあります。単に頑張っている—というのではなく、高い音楽性と技術を保ちながら、従来のクラシック演奏家にはない自由な発想で演奏活動をしている人たちを指します。 

その一人である松田理奈さんが、このほど第2弾のCD「カルメン幻想曲」(ビクター)をリリース、これを記念するツアー・コンサートを、東京・名古屋・大阪・福岡の4大都市で行います。当番組にも、理奈さんのかわいい声のメッセージが届き、編集長もよっさんも、ヨダレたらたら状態で聞きました。 

「うまく出せなかった音が出るようになって、うれしさのあまり、1週間ほどほとんど寝ない毎日が続きました。」 
昨年末、名器ガダニーニと出会ったときの気持ちをこう話してくれた理奈さん。

そんな彼女の高揚した気分を、ぜひ彼女のCD、そしてコンサートで味わってみてください。大阪では9月24日にいずみホールで開かれます。 タイトル曲の「カルメン幻想曲」も素敵だけれど、番組ではグルックの「メロディ」を聴きました。

グルックにこんな曲あった? 
聴いてわかった!わかった!
彼の「精霊の踊り」—例の曲だよ、これは!!


♪くらこれ対談
「コンサートが近いから、また遊びに来ました」 
そう言って「よっさん対談」のゲストとして再び顔を出してくれた、ロータス・カルテットの山碕智子(やまさき・ともこ)さんです!!

大阪・吹田の生まれだけに、FM大阪を身近に感じているとか。
ありがとう。   
ロータス・カルテットの紹介は以前もしましたね。東京クヮルテット同様、外国を本拠にしている、今や日本を代表する弦楽四重奏団の一つです。

今回の対談からの抜粋は—。 
「相愛大学の学生だったときにカルテットの魅力にはまった話、これは前回うかがいましたね。そのあとは?」(よっさん) 
「ちょうど80年代の後半で、大阪センチュリー交響楽団が結成されようとしていたころでした。その団員募集を受けまして、どうせ受けるならヴィオラの首席をねらおうと思って応募したのです」(山碕さん) 
「オーケストラの経験もないのに!」
「でも受かったんです!」 
「へぇー! どれくらいいたの?」 
「2年ほどです。やっぱり経験不足が原因で、だんだん限界を感じるようになってきたのです」
「首席ともなれば、ほかのヴィオラをひっぱっていかなあかんしね。経験と年齢的な厚みもいるでしょう?」 
「そうなんです。で、ちょうどカルテットを組織する機運というか、そういう流れが私の周りにおこってきた時期でもあったので、オケのほうは思い切って辞めたのです」

「ロータスの意味は?」(よっさん) 
「睡蓮、はすの意味です。最初はアーク・カルテットだったんですが、その当時、指導を受けていたアマデウス・カルテットの第2ヴァイオリン奏者で、先ごろ亡くなったジークムント・ニッセルさんが『アークというのは棺桶の意味だ』といわれロータスに変えて戴いたのです」(山碕さん) 
「大阪国際室内楽コンクールに入賞したときはアークの名で?」
「ええ。ロータスの名は最初はピッタリこなかったんですが、今では素敵な名前だと思うようになりました」
「夢は?」
「長く続けることです」

M2:シューマン 弦楽四重奏曲第1番イ短調第3楽章/ロータス・カルテット
M3:西村朗  弦楽四重奏曲第2番《光の波》/ロータス・カルテット


♪くらこレディオ
9月に入ってきて涼しくなってきて、秋服を出してきたDJカネヤンです(・∀・)
でも〜秋ってすぐ終わるから基本的には夏服か、冬服しか持ってへんっていう(*´-ω-`)・・・フゥ

でも、秋はやっぱり読書の秋かな〜
食欲もだけど、電車ではずっと西村京太郎シリーズ・・・

超サスペンスうぃっしゅ(*´д`)ノ゛

で、家帰ったらすぐに食事。
やっぱ秋は大好きだわさ!!

旅してぇ〜!!・・・・・あ、取り乱しました。

さて、今回のくらこれディオはレコメンと、くらこれピックアップをお届けしました。

M3:J・Sバッハ 「ゴルトベルク変奏曲」第1変奏/イルマ・イサカーゼ(ピアノ)
(タワーレコメンド)
M4:紅 (X-JAPAN)/斉藤一郎(指揮) 東京佼成ウインドオーケストラ
(ピックアップ)


♪ズバクラ!!
深夜は放送機器点検のため7時枠でお送りしている当番組、今日から3回早い時間に移動します。

ズバクラもそれに合わせて3回シリーズの特集を企画しました。 
そのタイトルは「確信犯か否か! パクリ、パクられ、似た者同士の他流試合」と、少々週刊誌風。
 
クラシックの名曲が、けっこうポップスや流行歌に使われていますが、中には確信犯的に「編曲」したものから、偶然かどうかは知らないけれど、似てしまったものまでいろいろ。そういった例を紹介します。

第1回は以下の曲を取り上げました。  

1、「ジュピター」(歌:平原綾香)と、原曲「惑星」(ホルスト作曲)から木星・中間部。 
M6:Jupiter/平原綾香
M7:ホルスト 組曲“惑星”木星−快楽の神/サー・エードリアン・ボールド(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

2、「情熱の花」(歌:ザ・ピーナツ)と、原曲「エリーゼのために」(ベートーヴェン)。 
M8:情熱の花/ザ・ピーナッツ
M9:ベートーヴェン エリーゼのために/ハンス・カン(ピアノ)

3、歌曲「赤とんぼ」(山田耕筰作曲)と「序奏とアレグロ・アパッショナートト長調」(シューマン)。 
M10:シューマン 序奏とアレグロ・アパッショナートト長調/クラウディオ・アバド(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 マレイ・ペライア(ピアノ)

4、童謡「こがねむし」(中山晋平作曲)と歌曲集「4つの厳粛な歌」(ブラームス)の第1曲。 
M11:ブラームス 歌曲集<4つの厳粛な歌>作品21より、第1曲/イェルク・デムス(ピアノ) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)

5、「雪の降る町を」(中田喜直作曲)と「幻想曲ヘ短調」(ショパン)。
M12:ショパン 幻想曲ヘ短調/マレイ・ペライア(ピアノ)


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2008年08月25日

2008.08.25 白鷺−SIRASAGI−/松尾依里佳(ヴァイオリン)

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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:白鷺−SIRASAGI−/松尾依里佳(ヴァイオリン)

♪今週の表紙・顔!!!
CDショップ・ワルティ堂島の中岡さんから「編集長、なかなかオシャレなCD、ありますよ!!」と勧められたのが、今週紹介する若手ヴァイオリニスト松尾依里佳(えりか)のデビューアルバム<First Gate>です(京都音工房より発売)。 

「可愛い子やがな」と、編集長とよっさん。

でも、ホームページによると大阪生まれらしいのですが、詳しいプロフィールは今ひとつわかりません。まっ、容姿関係なく音楽だけを聴いて判断してくださいということなのでしょうか。
ハイ。
今風というのか、クラシック奏法だけれどクラシックではない、いわばクロスオーバー路線。

作曲は主に松尾シゲオキが担当(CD解説によると、依里佳さんとは血縁関係はないとのこと)。このアルバムから「白鷺」(しらさぎ)を聴きました。スローテンポの加古隆風メロディーが心をとらえます。


♪くらこれ対談
前回に続いてテノール歌手の松本薫平さんがゲストです。 
東京芸大を卒業後、イタリアに留学、カラヤンなど数々の巨匠たちのもとで歌った名歌手フィオレンツァ・コソットに就きました。松本さんにとって、彼女との出会いと音楽修行は計り知れないほどの財産を残しています。29歳のとき、関西二期会公演『ラ・ボエーム』(プッチーニ)の主役ロドルフォでデビュー後、関西でなくてはならないテノール歌手になりました。

「練習嫌いと聞きましたが、どうですか?」(よっさん) 
「発声練習は教えている学校に向かう途中の車の中でします」(松本さん) 
「車の中!?」 
「特に信号待ちのときなんか最適です」
「時間を有効に使う意味ではいいアイデアやね」 
「でも、信号待ちのときなんか、隣の車の人に聞こえるわけで、時々変な顔をされるときがありますよ(笑)」  

この10月の関西二期会公演では『カルメン』(ビゼー)のホセを歌います。
車の中で「花の歌」を練習する松本さんの顔や仕草が見えるようですね。

M2:ジョルジュ・ビゼー 歌劇〈カルメン〉第2幕ドン・ホセのアリア/カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) プラシド・ドミンゴ(テール) ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団


♪くらこレディオ
DJカネヤンですヾ(*`ω´*)

さぁ、8月も終わりに近づいていますが、みなさんにとっての秋はなんですか??

僕DJカネヤンは昼寝の秋!!!!ですな。ってのは嘘で、やっぱり「食欲」かな。

食べ放題行きたいですよ♪他には、物まねの秋です。

よく物まねをするんですが、今研究中なのはジャパネットたかたの高田社長ですヽ(´∀`)ノ

しかし、声が高いから難しいんですよね〜またくらこレディオでできたらしますね!!
さぁ!!今回のくらこれディオはタワーレコメンドとくらこれピックアップです。

M3:ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章/西本智実(指揮) ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団
(タワーレコメンド)
M4:乱!!《RUN》/侍BRASS (侍BRASS第三録音集「鑪」より。)
(ピックアップ)


♪ズバクラ!!
8月25日はアメリカ人指揮者レナード・バーンスタイン(1918〜1990)の誕生日です。亡くなってもバースデーが話題になるのは、並入る大作曲家たちと同様、彼も間違いなく天才の一人だからでしょう。特に彼にはビッグなスター性、カリスマ性があり、音楽以外に何かと話題を提供してくれた人でもありました。 

本業の作曲・指揮以外にもピアニストとして、また放送の構成作家、司会・ナレーションの分野でも溢れんばかりの才能を発揮したレニー。ナレーションからラスト・コンサートの模様まで、次のラインナップの順で聴きました。

彼ほどの芸術家なら、これからもこの番組で数多く登場することでしょう。またのお楽しみ。  

M5:マーラー 交響曲第9番ニ長調第4楽章/レナード・バーンスタイン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
M6:ベートーヴェン交響曲第7番第3楽章/レナード・バーンスタイン(指揮) ボストン交響楽団


♪プレゼント
大阪シンフォニカー交響楽団第128回定期演奏会
●日時:2008年9月12日(金)
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
 指揮 児玉宏
 ヴァイオリン 山田晃子
 ヴィオラ 今井信子
●演奏曲:
 モーツァルト 協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)
 ブルックナー 交響曲第1番ハ短調1865-66[リンツ版]

このチケットをペア5組10名の方にプレゼント!!!
(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-6646-0856 まで。
インターネットはfmoaka.netくらこれまで。
締切は8月28日(水)です。
たくさんのご応募ありがとうございました!!


(※放送機器等の点検のため、8/31(日)と9/7(日)の放送はお休みです。)


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2008年08月18日

2008.08.18 Keep On Moving/東儀秀樹

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:Keep On Moving/東儀秀樹

♪今週の表紙・顔!!!
イケメン雅楽奏者の東儀秀樹さんが、このほど新譜CD<Every Little Life〜生きとし生けるものへ>(ユニバーサル・ミュージック)をリリースしました。

オーボエと同じ、2枚リードの縦笛を雅楽では「篳篥」(ひちりき)といいます。次の音を切らずに、滑らかにつなげる奏法(ポルタメント)を多用したメロディー楽器です。これと、長さの異なる17本の縦型の竹管を一つにまとめて、ハーモニカのように吹いたり吸ったりする「笙」(しょう)=和音楽器=などを使って、モーツァルトの「子守唄」を初め、東儀さんの作曲・編曲による楽曲が全11曲収められています。 
 人や動物、果ては私たちの住むこの地球にまで慈愛に満ちたまなざしをおくる東儀さん。このCDには、その彼が、本来の彼らしい方法で綴ったメッセージが一杯入っています。 

その中から日本マクドナルドのテレビCMでも使われた<Keep On Moving>を聴きました。文字どおり、じっとしていられないくらいアップテンポでノリノリの曲です。
 一般になじみのない「雅楽」の楽器で、クラシックやロックなど、ジャンルにこだわらない幅広い曲を演奏する東儀さんですが、古典楽器を現代に甦らせた功績はとても大きいですね。


♪くらこれ対談
本日は8月22日(金)そごう劇場で開かれた「石橋栄実のシングソング・ショータイム」(くらこれ企画)にゲストで出演するテノール歌手の松本薫平さんに登場願いました。 

「お父さんは同じ関西二期会のテノール歌手、お母さんはピアニストという音楽一家で育った松本さん、生まれて初めてオペラを見たのは?」(よっさん) 
「小学2年のときです」(松本さん)
「ませたガキ! アッ失礼! 何を見たの?」
「1979年に関西二期会と関西歌劇団が合同で行った『トスカ』です」 
「えっ、小澤征爾指揮の?」 
「そうです」 
「私も見ました、見ました」
「その時、父は主役のカヴァラドッシを歌ったのです」
「ええ筋に生まれはったんやね。じゃ、小さいときからお父さんの歌はよく聴いていた?」 
「ええ、父のレッスンが始まると嫌でも声が聞こえますから(笑)」 
「そうした中で覚えた歌もある?」
「はい。まさに『トスカ』の<星は光りぬ>なんか、最初に覚えた歌ですね」 

小学生の松本少年。
間もなくチェロを習い始めるのですが、当時ついていた先生から「君はいい声をしている。歌をやってみる?」と言われ声楽に転向。音楽科のある京都市立堀川高校(現京都市立音楽高校)を目指します。 
 高校時代はヘビメタ・ロックにはまった松本さん、バンドを作ってベースを弾いていた普通の男の子だったのが、「オペラ歌手」にどう変身するのか—。

続きは次回のお楽しみ。

M2:ALL NIGHT LONG/レインボー
M3:プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より、「誰も寝てはならぬ」/ライヴ収録音源より。


♪くらこレディオ
みなさん、お元気ですか〜くらこれディオDJのカネヤンです!!
最近は、海に行ってきましたよ゜*。(*´Д`)。*°

いつもは色くて、「元気ないの??」と言われるぐらい、顔色の悪い僕ですが、
日焼けで少し変わりましたヽ(*´Д`*)ノ

みなさんはどうですか??

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、くらこれニュースです。

M4:クロード・ラプハム 虫の歌〜日本のイディオムによる組曲から「蝶々」/エリカ・ヘルツォーク(ピアノ)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」がブロードウェイで初演されたのは、1957年の8月19日でした。51年前です。京都劇場では、劇団四季が8月一杯まで同ミュージカルを上演しています。

さて、映画「ウエストサイド物語」が日本で初めて公開されたのは1961年の12月。なんと73週間のロングラン記録を打ち立てました。これで一挙に、「ウエストサイド」の日本での知名度が上がったようです。この年は「上を向いて歩こう」や「スーダラ節」などがはやりました。

この作品の作曲者で指揮者のレナード・バーンスタインが東京世界音楽祭に出演するためニューヨーク・フィルと共に初来日を果たしたのが同年4月。レニーことバーンスタインのバースデーは8月25日です。

次回はこのレニーを特集します。

M5:ウエストサイド物語(バーンスタイン・ソンドハイム)メドレー/スタンリー・ブラック(指揮) ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団、合唱団


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2008年08月11日

2008.08.11 エクトル・ベルリオーズ 幻想交響曲第5楽章『魔女の祝日の夜の夢』

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毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:エクトル・ベルリオーズ 幻想交響曲第5楽章『魔女の祝日の夜の夢』/小澤征爾(指揮) サイトウ・キネン・オーケストラ

♪今週の表紙・顔!!!
「小澤征爾指揮の『幻想交響曲』」といえば・・・どのオーケストラを連想するでしょうか。

カナダの「トロント交響楽団」と答えた人は、クラシック音楽を聴き続けて40年以上のキャリアをもった人でしょう。次に「ボストン交響楽団」? そう、あなたは30年選手です。そして「サイトウ・キネン・オーケストラ」と答えた人は、音楽歴に関係なく、今のクラシック界に通じている人として、番組から表彰いたします。おめでとう!!

そうなんです。小澤征爾(1935年=昭和10年=9月1日生まれ)は、若いころから幻想交響曲(ベルリオーズ)を得意としていて、トロント響、ボストン響と、それそれのオーケストラの音楽監督についた最初の録音曲が「幻想」だったのですが、70年代後半から、この曲をあまり取り上げなくなりました(理由はわかりませんが)。しかし、このほどボストン響以来34年ぶりに「小澤の幻想」が録音(07年・長野県松本ライヴ・デッカ・レーベル)されました。オケは手兵のサイトウ・キネン・オーケストラです。

このCDを聴いた編集長、実に若々しく迫力満点の演奏にびっくりしてしまいました。
「今年73歳になる人の演奏とは思えんわ!」(編集長) 
「ほんまや。79年の春、フェスティバルホールでボストン響との『幻想』を思い出すな。推進力のある演奏やったわ」(よっさん) 
「僕もそれ聴いたよ。この曲の前衛性というか、今まさにこの曲が生まれてきたばかりという感じの生々しさに感動して、その日はしばらく寝つけんかった思い出がある」

よく聴けば、細部は音楽的な表情づけが豊かで、音楽の奥行きがより広がった感じです。このあたりは、さすが70代のキャリアと貫禄充分。

この演奏から終楽章の後半からコーダを聴きました。


♪くらこれ対談
ソプラノ歌手、石橋栄実(いしばし・えみ)さんの2回目の登場。

8月22日(金)午後6時半からそごう劇場である「石橋栄実のシングソング・ショータイム」(くらこれ企画)。
今回のお話は前回からの続きと、この公演のPRを語っていただきました。前者の話は割愛して、PRを以下に—。 

「このショータイムは、ラブソングを中心に聴いていただきたいと思っています。
プッチーニのオペラ『蝶々夫人』や『ラ・ボエーム』からのアリア、そして『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』から皆さんよくご存知の歌を—。

そして何よりも、京舞・篠塚瑞桜さんとのコラボレーションが最大の見もの・聴きものになるでしょう。
そのほか歌謡曲にも挑戦しようと、ただいま特訓の真っ最中です。

オペラ・アリアで共演していただくのは、テノールの松本薫平さんです。
私は松本さんの甘くてツヤのある声が大好き。
これまでしばしば共演したことのある松本さんとの愛のデュエットも、ぜひお楽しみに」(石橋栄実さんからメッセージ)

M2:ロッシーニ オペラ「ランスへの旅」/導入部のソロ 石橋栄実(ソプラノ)


♪くらこレディオ
日焼けをして背中が痛むくらこれディオDJのカネヤンですヘ( ̄ω ̄ヘ)(ノ ̄ω ̄)ノ
って、一回しか海に行ってないんですけどね〜毎日バタバタした生活をしていたんですが、
海に行ったあと、温泉に行き、その後温泉の外にあるベンチで座って夕日を見てる時は・・・・

幸せだったなぁ(o´∀`o)

夏って暑いから好きじゃないけど、そんなときに幸せを感じるwww

みなさんは夏満喫していますか?
さぁ今回のDJ界の金メダル、カネヤンのくらこれディオは、タワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました!!

M3:マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調第1楽章冒頭部分/デイヴィッド・ジンマン(指揮) チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
(タワーレコメンド)

M4:ディズニー・メドレー 「ミッキー・マウス・マーチ」/佐渡裕(指揮) シエナ・ウインドオーケストラ 『Disney on Brass』より。
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
今回は装いを変えて「テレビCMとクラシック音楽」をテーマに、編集長とよっさん、DJカネやんの3人がトークしながら、最近話題のCM音楽を聴きました。 

まずは最初に日清食品のUFO(ヴェルディ作曲『レクイエム』から「怒りの日」)を話題。
そして老舗(しにせ)CMの代表例として太田胃散の前奏曲第7番(ショパン)を。
ソフトバンク(あの白いワンちゃんが出てくるCM)はプロコフィエフ作曲『ロメオとジュリエット』から「モンタギュー家とキャピュレット家」。
女優・吉永早百合の青いスーツ姿がはえるシャープのアクオス・ブルーレイはフォーレの「シチリアーノ」。
最後は味の素の<CookDo>でおなじみのエルガー作曲、行進曲第1番「威風堂々」です。

カネやんは、この曲の思い出を次のように話していました。
「高校の卒業式の話なんですが、今まさに卒業証書が授与されるとき、『威風堂々』の中間部、あのゆっくりした厳かな部分が流れてきたんです。そのとき、講堂のあちこちから『あっ、CookDoの音楽や!』『CookDo!』『CookDo!』『なんでCookDoやねん』と聞こえてきたんです。僕も含めて多くの生徒は、エルガーの名前はもちろん、この曲のタイトルも知らない。知らないゆえに起こったハプニングですね。だからこの曲を聴くと、あの卒業式の光景が目に浮かびます」

カネやん、この話、味の素の人にしてあげたら大喜びしますよ。この光景そのものが、まさにCMになりますから。

「テレビCMとクラシック音楽」について、いろいろ調べてくれたカネやん、ありがとう!!ちょっとした夏休みの「課題研究」でしたね。

M5:ヴェルディ レクイエム「ディス・イレ」(怒りの日)/ カラヤン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M6:ショパン 前奏曲第7番/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
M7:プロコフィエフ 《ロミオとジュリエット》組曲第2番より第1番:モンタギュー家とキャピレット家/リッカルド・ムーティ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
M8:フォーレ シチリアーノ/クリスチャン・ラルデ(フルート) マリー・クレール・ジャメ(ハープ)
M9: エドワード・エルガー 行進曲『威風堂々』/レナード・バーンスタイン(指揮) BBC交響楽団 


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番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年08月04日

2008.08.04 ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」第3楽章

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M1:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」第3楽章/ホルスト・シュタイン(指揮) バンベルク交響楽団

♪今週の表紙・顔!!!
訃報です。7月27日、ドイツの指揮者ホルスト・シュタインがスイスで亡くなりました。80歳でした。シュタインは、NHK交響楽団の名誉指揮者を長く務めたこともあって、日本ではけっこうお馴染みの人。テレビでしばしば、あの特異なお顔の彼の指揮姿をご覧になられた人も多いことでしょう。

1950年代のバイロイト音楽祭で、カラヤンなどのアシスタント・コンダクターを務めたのを機に、ウィーン国立歌劇場などのドイツ・オーストリア系の著名な歌劇場で活躍の場を広げました。コンサート指揮者としても力量を発揮、バンベルク交響楽団やスイス・ロマンド管弦楽団などの音楽監督を務めました。 

1973年に初めて来日、N響との縁を深めたシュタインは、98年2月、ワーグナーの楽劇『パルジファル』を指揮したのが、N響との最後の客演になりました。 

「記憶に残る指揮者」として、シュタインを実際に聴いた、よっさんの話—。
「1988年8月、ザルツブルク祝祭歌劇場の小劇場で、シュタインの指揮するモーツァルトのオペラ『後宮からの逃走』を聴きました。記録に残る彼のCDもそうですが、ハッタリのない、しかしメリハリの利いた、いいテンポで音楽を作っていく。それが彼の大きな特徴やね」

その代表例として、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」からスケルツオを聴きました。


♪くらこれ対談
8月22日(金)午後6時半から、くらこれ企画「石橋栄実のシングソング・ショータイム」(そごう劇場)が開かれました。 

よっさんとの対談。今回と次回は「えみりん」こと、その石橋栄実さんがゲストです。 

「今や関西を代表する「歌の名花」と、こっちが勝手に思っているえみりんですが(笑)…、ニュージャパンの音楽サロンに出演してもらったのは、もう何年前やろね」(よっさん) 
「5、6年前になりますね」(石橋さん) 
「大阪はどちらの生まれ?」 
「東大阪市です。小学校も中学校もずっと地元で、高校は音楽科のある府立夕陽丘高校に進みました」 
「それから大阪音大に進学されたんですが、プロの歌手になろうと思われたのいつごろ?」 
「大学を卒業後、専攻科に進んだときに学内オペラに出演したのですが、そのとき、自分でない人になる快感というのでしょうか、それを初めて『体感』したことが切っ掛けでした。オペラは他の人との共同作業ですから、周りのいろんな人の影響を受けます。そうした世界に大きな魅力を感じたことも確かです」

石橋さんはその後、『魔笛』『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『カルメル会修道女の対話』『沈黙』など、数多くのオペラ作品に出演します。なかでも音楽クリティッククラブ賞(奨励賞)を受賞した『カルメル会—』や『沈黙』の公演は、記憶に新しいですね。

次回もお楽しみに!!

M2:パワー・オブ・ラヴ/セリーヌ・ディオン
M3:オペラ「ランスへの旅」(ロッシーニ)/導入部のソロ 石橋栄実(ソプラノ)


♪くらこレディオ
最近部屋を片付けれていませんDJのカネヤンです゜(ノД`゜)゜。
掃除は好きで、潔癖症なのに・・・最近は本やCDを山積みにしたり、掃除をしていません。

部屋を奇麗に保つのは、「物を溜めないこと」

最近、いろんなもの買ってたなぁm(・ω・m)
靴やら、クレーンゲームで取った景品など←これだよ!!!

まぁ、とにかくものが増えたんだな〜みなさんの部屋は奇麗ですか??

僕はモデルハウスみたいな家を目指して頑張ります(●´∀`)ノ

さて、8月アツアツの中のくらこれディオ!!
今回はタワーレコメンドとくらこれバースデーをお送りしました♪


M4:夜の女王のアリア 〜オペラ「魔笛」より/ズーラシアンブラス「やじおのパツラ」より
(タワーレコメンド)

くらこれバースデーは8月生まれの方々を紹介しました!!
その中から、8月19日生まれのソプラノ歌手「森麻季」さんを紹介しましたヾ(*・∀・)/

M5:グノー アヴェ・マリア/森麻季(ソプラノ) 
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
前回の「表紙・顔」に登場したピアニスト、エリカ・ヘルツォークの「国歌ファンタジー」(キング・レコード)を今回は取り上げました。前は西洋の音楽家がイメージする「日本の調べ」をお届けしましたが、この「国歌ファンタジー」は、世界の国歌をハイドンやベートーヴェン、リストなどの有名な作曲家が編曲したものの、いわばアンソロジーです。

父がドイツ人、母が日本人のエリカ・ヘルツォークは長野県の生まれ。音楽の本格的な勉強はベルギー、ドイツなどのヨーロッパで修めその後帰国、今はピアニストとして活躍するかたわら、通訳・インタビューの仕事もこなしています。

その彼女らしいユニークな視点で作られたCD「国歌ファンタジー」は、「国歌のおもちゃ箱」といえるほどに、聴けば聴くほど、味わいの出る国歌オンパレード。ただの国歌演奏なら退屈なだけ。やはり名だたる作曲家による編曲(一部作曲も)だからこその強みを、このCDはもっています。

番組は、以下の3曲を聴きました。それぞれの作曲家の個性が出ている「必聴ベスト3」です!

M6:ジョン・スタフォード・スミス セルゲイ・ラフマニノフ(編曲)星条旗(アメリカ国家)/エリカ・ヘルツォーク(ピアノ)
M7:ルジェ・ド・リル フランツ・リスト(編曲)ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)/エリカ・ヘルツォーク(ピアノ)

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2008年07月28日

2008.07.28 エルンスト・プッチェル 桜変奏曲作品62

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M1:エルンスト・プッチェル 桜変奏曲作品62/エリカ・ヘルツォーク(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
エリカ・ヘルツォークという女性ピアニストをご存知ですか?

ドイツ人を父に、日本人を母にもつ彼女は長野県に生まれました。ピアノの基礎教育を母から受け、少女期はヤマハのジュニア教室で学んだ彼女は、父の転勤に伴って渡欧、本格的な音楽教育をベルギー、ドイツ、オーストリアの音楽学校(大学)で受けました。現在、母国である日本を拠点に国内外で演奏活動を行うほか、ドイツ語・英語の通訳者・インタビューアとしても活躍しています。

今週は、そのヘルツォークが夏の新譜としてリリースした「日本の思い出」(キング・レコード)を紹介しましょう。 
このCDは、19世紀前半から現代までのおよそ200年間に、欧米の作曲家(演奏家)たちが日本の音楽や伝統にインスピレーションを得て創作・編曲したピアノ曲の数々を集めたものです。ピアノ教則本で有名なバイエル(1803〜1863)の「日本の舟歌」や親日家の指揮者ワインガルトナー(1863〜1942)の「橋をゆく若い女」などに交じって、現代のピアニスト、エフゲニー・キーシン編曲の「浜辺の歌」も花を添えています。

番組は、旧制第7高校(鹿児島)のドイツ語教師で、本国ドイツでは教会オルガニストだったプッチェルの「さくら変奏曲」を聴きました。単なる異国趣味を超えた、日本と日本人に向けた優しい眼差しと敬意を感じる名品です。多くの日本人クラシック演奏家の目がヨーロッパに向けられているなか、このCDにおけるエリカ・ヘルツォークは、日本を基軸にして西洋音楽を考え、表現しています。

「日本人の日本知らず」—。

この落とし穴に落ちないよう、われわれリスナーも気をつけなければなりませんね。


♪くらこれ対談
今週は下記の特別コーナーを「掲載」したためお休みです。


♪くらこれアーカイヴ
よっさんが80年代に制作・出演したヒット番組「デーヤンの音楽横丁」(音楽評論家・出谷啓出演)からのアーカイヴ!!!

この番組で何度もお伝えしているように、今年は20世紀を代表する大指揮者、朝比奈隆さんとカラヤンの生誕100周年にあたります。特にこの7月は、2人を記念(祈念)する意味でとても重要な月。朝比奈さんは誕生月(9日生まれ)で、カラヤンは命日月にあたるからです。 

1989年7月16日に亡くなったカラヤン。
当時の「デーヤンの音楽横丁」は、「カラヤンをしのんで」という特別番組を1週間後の7月23日に放送しました。この中のよっさんとの電話インタビューに応じてくださったのが当時81歳の朝比奈さんでした。
以下、その要約文(文責=奥村)を掲載します。

カラヤンは1955年から、前年に亡くなったフルトヴェングラーに代わってベルリン・フィルの音楽監督になったわけですが、ちょうどその前後から、私もベルリン・フィルを振るようになりましたので、当時のことはよく覚えています。

彼は当時から強気一点張りで、ベルリン・フィル就任の条件も、フルトヴェングラーよりギャラが上で、彼同様、終身指揮者という条件なら受けるというものでした。終身指揮者というのは、本人が辞めたいと言うまでは、オーケストラ側から一方的に辞めさせることができないわけですからね。

その彼が今年の4月に「終身」を辞退した。確かに健康上のことが大きな理由としてあったのでしょうが・・・

私が思うに、このまま突っ走って、ばったり死ぬのは味気ない。

それよりも、少し余力のある間にフリーになって収入は減るかもしれないが、公私共にうまくいっているウィーン・フィルを最後まで指揮していこうと思ったんじゃないでしょうか。

実は私自身もそう思っていますからね…。

やっぱり彼はオーストリーの人間なんですね。長くベルリン・フィルと付き合ってきたけれど、本音の部分ではドイツとはギクシャクした関係にあった。後半期のゴタゴタが起こる以前から、それはあったでしょう。

おそらく彼は、55年にベルリン・フィルの音楽監督に就任して以来34年間、ずっと居心地が悪かったと思いますね。
(朝比奈さんへのインタビューより)

「編集長、このインタビューを聞いてどう思います?」(よっさん)
「う〜ん…。今でこそ、『カラヤンとフルトヴェングラー』とか『カラヤン帝国興亡史』などの本をわれわれは読んで、カラヤンとその周辺のいろいろな事情を少しは把握しているような気分になっているけれど、カラヤンが亡くなった当時、彼の置かれた状況や彼の心理など、もちろん知るすべはないですよね。それなのに、朝比奈さんは実に的確に的を射た意見を述べられた。これは驚きです」(編集長)
「やっぱり同じ世界で、同じ時代を生き、大きな実績を残した人にしかわからないものがあるんやろね。改めて敬服!」

FM大阪には、過去のこうしたテープが数多く保存されています。これからも折を見て紹介していくことにします。
乞うご期待!!!


♪くらこレディオ
まいどぉぉぉぉ!!!くらこれディオのDJのカネヤンです(´・ω・`)ノシ
今回のくらこれディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました!!
カウントダウンは5位のナンバーを聴きました。

M2:メイク・ラヴ・トゥ・ユー/BLAKE
(タワーレコメンド)

第1位 ベルリオーズ 幻想交響曲ほか/小澤征爾(指揮) サイトウ・キネン・オーケストラ
第2位 純〜21歳の出会い—デラックス・エディション/ヘイリー
第3位 ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」&第7番
第4位 ショスタコーヴィチ 交響曲第5番「革命」/エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮) レニングラード・フィル
第5位 バロックアルバム/カブリエラ・モンテーロ
(くらこれカウントダウン)

M3:ヘンデル ハレルヤ(「バロック・アルバム」より)/カブリエラ・モンテーロ(ピアノ)


♪ズバクラ!!
7月26日から大阪・十三の第七藝術劇場で公開されている音楽ドキュメンタリー映画『オーケストラの向こう側〜フィラデルフィア管弦楽団の秘密』(ダニエル・アンカー監督/セテラ・インターナショナル配給)を取り上げました。

アンカー監督が105人の団員一人ひとりに「あなたにとって音楽とは何ですか」という問いを軸に繰り広げる、音楽家とその人生を探る力作ドキュメンタリー。製作に5年を費やしただけあって、取り上げた団員の音楽へのひたむきな情熱、人生の絶望、喜び、などが見事に活写されています。
まずはご覧になってください。(第七藝術劇場06・6302・2073)

M4:グローフェ 組曲「グランド・キャニオン」1、日の出/ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
M5:グローフェ 組曲「グランド・キャニオン」2、山道を行く/ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
M6:グローフェ 組曲「グランド・キャニオン」3、赤い砂漠/ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団

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2008年07月21日

2008.07.21 イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番

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M1:イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番(マヌエル・キローガ献呈)/大谷玲子(ヴァイオリン)

♪今週の表紙・顔!!!
大阪生まれのヴァイオリニストで、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(96年)の最高位受賞者である大谷玲子さんが今週の表紙を飾りました。彼女がこのほどリリースしたベルギーの作曲家ウジェーヌ・イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲・1924年作曲/ナミ・レコード発売)。難曲だけに初録音(vn=ハイマン・ブレス/LPレコード)は1967年で、一般の音楽ファンの耳になじんできたのは、けっこう最近のことなのです。

大谷さんは、ベルギーのブリュッセル王立音楽院で5年間、巨匠イーゴリ・オイストラフのクラスで学びました。帰国後、その「成果と証し」を残すべく、この曲を機会あるごとに演奏してきました。まさに満を持しての録音で、彼女にとって記念すべき初CDとなったわけです。 

演奏の完成度の高さは、師オイストラフの「人間的暖か味とともに彼女の素晴らしい芸術に結実している」とのメッセージから感じることができますが、聴いてさらに、その鉄壁ともいえる技量と音楽性に驚きを禁じ得ません。

大谷さん、見事なCDデビュー、おめでとう!!


♪くらこれ対談
現在進行中のいずみホール企画「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会(全8回)」。

内外の著名カルテット8団体がリレー式に行うユニークな演奏会で、毎回多くのお客さんを集めています。その第5回(9月25日)に出演するロータス・カルテットはドイツを本拠地にしている(日本人3人+ドイツ人1人の)弦楽四重奏団です。93年、大阪国際室内楽コンクールでの第3位受賞団体でもあるだけに、その活躍は、特に関西の音楽ファンから熱い視線が送られているようです。

このメンバーの一人、ヴィオラの山碕智子さんは、生粋の大阪人(吹田生まれ)。小学2年生のとき、吹田のアマチュア・オーケストラのヴァイオリンの音色を聴いて以来、この楽器の魅力にとりつかれたと、よっさんとの対談で話してくれました。

「吹田のオケ?そのときの気持ち、覚えてはる?」(よっさん)
「ええ。木の箱から、こんなきれいな音が出るのかと、それが最初の驚きでした。それ以前からメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が好きで、よくレコードを聴いていましたから、初めて聴いたヴァイオリンではなかったのですが…」(山碕さん)
「レコードの時代?年、わかるな(笑)。誰のレコード?」
「フランチェスカッティです」
「ぼくも高校時代、よくそれを聴いたわ」

中学時代の部活は陸上部。短距離やハードルが得意だったそうです。
「100メートル走13秒で走りました」と山碕さん。

そんな普通の中学生だった女の子が進んだ学校が、相愛高校(音楽科)、そして相愛大学でした。そこで小栗まち絵さんを初め、優秀な先生たちの指導を得て、やがてロータス結成に至ります。
「ヴィオラへの転向はいつ?」(よっさん)
「大学時代です。当時、勉強として、ヴァイオリン専攻の学生は、ヴィオラも弾けるようにということで授業があったのです。そのとき、この楽器、私に合っていると思いました。とにかく合奏が好きで、楽しかったから、ヴィオラへの転向もスッといったんだと思いますね」(山碕さん) 

オーケストラ・室内楽の分野で、ヴィオラはよく「縁の下の力持ち」といわれます。でも、山碕さん、「縁の下」だけではなく、表舞台でも頑張っておくれなはれやぁ!!期待してまっせ!!

M2:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調第1楽章/ジョージ・セル(指揮) クリーヴランド管弦楽団
M3:モーツァルト ストリング・カルテット第22番第1楽章/ロータス・カルテット


♪くらこレディオ
暑いぜ〜暑くてテンションが変に上がってくるわぁヽ( ・∀・)ノ

あ、どうも。独り言を言っておりました失敬!!DJのカネヤンで〜す♪
夏は食欲が無くなるといいますが、僕は逆ですねぇ〜だって、以前食べ放題に行ってカレーばっかり食べてました。

食べ放題やのにチョイス少なッ!!!!!
他にも食べましたけど、9割カレーが占めてましたよ(屮゜Д゜)屮
その後はケーキを何個も食べる始末・・・そりゃ、下っ腹も出てくるって話ですよヽ(`Д´)ノ

・・・はい、では今回のくらこレディオはぁ(*≧∇≦)ノノ
レコメンとくらこれニュースをお届けしました!!

M4:サラサーテ  ツィゴイネルワイゼン / 渡辺玲子(ヴァイオリン) 江口玲(ピアノ)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
この日は、コンサート・インフォメーションなどのお知らせが多かったため「ズバクラ」は休ませてもらいました。

M5:ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第1番第1楽章/東京クヮルテット


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2008年07月14日

2008.07.14 ラフマニノフ 前奏曲ト短調

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M1:ラフマニノフ 前奏曲ト短調/小山実稚恵(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
この春、全国にロードショー公開された映画『ラフマニノフ〜ある愛の調べ』(ロシア製作/パーヴェル・ルンギン監督)。

今週紹介したCDは、この映画の公開に合わせてピアニストの小山実稚恵さんがリリースした「ラフマニノフ」(ソニー・ミュージック・ジャパン=SMJ)です。SMJ所属の小山さんは、これまで二十数種類のCDを出しており、この中から映画に使われたラフマニノフ作品(抜粋含む)を集めたのがこのCDです。

小山さんは、この番組でもしばしば紹介しているように、12年間・24回リサイタルシリーズ「小山実稚恵の世界〜ピアノで綴るロマンの旅」を2006年6月から大阪や東京などで始めています