2008.10.20 ヴェルディ 歌劇「ファルスタッフ」第3幕/ハンガリー国立歌劇場管弦楽団・合唱団
[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
------
M1:ヴェルディ 歌劇「ファルスタッフ」第3幕/ハンガリー国立歌劇場管弦楽団・合唱団
♪今週の表紙・顔!!!
このコーナーは、文字どおり「時の人」が中心ですが、時にオーケストラや歌劇団、ホールなどが表紙を飾ることもあります。
今週は10月25日(土)と26日(日)の両日、尼崎のアルカイックホールで第90回定期公演を行う関西歌劇団を取り上げました。関西二期会同様、FM大阪が後援しているオペラ・カンパニーです。
今回の演目はヴェルディ最後のオペラ『ファルスタッフ』(全3幕・原語上演)です。シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」と「ヘンリー4世界」の2作品を原作としたドタバタ喜劇。
ヴェルディのオペラといえば、悲恋、裏切り、復讐、戦争、祖国愛などをテーマとした「悲劇」がほとんどですが、80歳を目前にして書き上げたオペラが「喜劇」とは驚きです。最後の最後に、この偉大なオペラ作家が到達した「境地」ともいえるでしょうね。
主人公のファルスタッフ(バリトン)は、今でいうチョイ悪オヤジの典型。ビール樽のような大きなお腹で、無類の酒好き。毎日、居酒屋にしけこんでいる赤ら顔のおっさんです。そのおっさんが、惚れた2人の女性に、同じ文章のラヴレターを送るところから物語は始まります。
ファルスタッフを演じるのが、田中勉(25日)、田中由也(26日)の両田中。恋のお相手の一人であるアリーチェは樽谷昌子(25日)と太田裕子(26日)。もちろん同団を代表するプリマです。この4人は、99年上演の「ファルスタッフ」にも出演しましたが、あとは客演を含めてメンバーを一新、再演に臨みます。
指揮は、今や関西オペラ界になくてはならない存在となった牧村邦彦で、ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団を振ります。オペラ演出の顔役ともいえる松本重孝の演出のもと、どのような舞台が展開されるか楽しみです。
役柄として、ファルスタッフは確かに主役ですが、音楽上の主役は、ウィンザーのおばちゃん、おねえちゃんたちが主役なのです。まさにアンサンブル・オペラ。
その醍醐味を味わってください。
♪くらこれ対談
一人の作曲家の作品に聞きほれ、「この人の作品をライフワークとして演奏し続けよう」。演奏家にそう思ってもらえたら、作曲家は本望でしょう。なぜなら、作曲家は演奏家という再現芸術家がいなければ、芸術家として生きていけないからです。
そんないい例があります。作曲家の吉松隆(1953年生まれ)さんと、ピアニストの河村泰子さんです。河村さんは神戸女学院大ピアノ科を卒業した新進気鋭のピアニスト。この9月に吉松作品を集めた「アトム・ハーツ・クラブ/河村泰子」(カメラータ・トウキョウ)を初リリースしました。2年前に、吉松隆作品シリーズ・コンサートを始め、2度目の公演を11月1日、3時からムラマツリサイタルホールで開催します。
「吉松作品との出会いは?」(よっさん)
「2000年の関西フィルの公演で聴いた、サイバーバード協奏曲(サックス…須川展也)が最初で、そのとき、これは凄い。素敵な作品や。そう思ったのです。興奮して、興奮して。ホント、そんな衝撃を受けたのは初めてでした。以来、吉松さんの大ファンになりました」(河村泰子さん)
「じゃ、公演後に舞台裏を訪ねたりしはったわけ?」
「もちろん。その後、2000年のときの指揮者でもあった、関西フィルの藤岡幸夫さんを通して吉松さんにお会いすることができました」
「今回のCDデビューといい、一連のシリーズ・コンサートといい、吉松さんにとってもうれしい話ですね」
「でも吉松さん、ひどいことを言いはるんですよ。国際コンクールに入賞したか、美人か。そのどちらでもないピアニストが、こうしたCDを出せるのは、実に凄いことだ、って」
「そうですか(笑)…、でも、作曲家自身からそう言ってもらえるのは幸せ者ですよ河村さん!」
少年時代は漫画家・手塚治虫に憧れた吉松さん。将来は漫画家に、と思っていたのですが、中学時代にクラシック音楽が好きになり、作曲の勉強を始めました。それもほとんど独学です。彼の作品はロックやジャズなどの音楽語法を取り入れるなど、難解な現代音楽の枠組みから解放されて、できるだけ自由に・・・そう! 吉松作品のテーマ、シンボルともなっている「鳥」のように、自由に羽ばたいているのが特徴といえるでしょう。
河村さん! 国際コンクールの入賞者でも○○でもないかもしれませんが、あなたはいい作曲家、作品に出会いました。期待してまっせ!!!
M2:吉松隆 レグルス回路/河村泰子(ピアノ)
M3:吉松隆 アトム・ハーツ・クラブ・トリオ第2番第1楽章/河村泰子(ピアノ)
M4:吉松隆 アトム・ハーツ・クラブ・トリオ第2番第7楽章/河村泰子(ピアノ)
♪くらこレディオ
ラーメン、つけ麺、坦々麺が好きなカネヤンです!オーケーーイ♪
狩野英孝のイケメンネタではないですよんヾ(・ω・`)ノ
ということでDJのカネヤンです!!
寒くなってきましたね・・・でもこの時期の朝は寒く、空がとてもきれいです。
うう〜ん、詩でも書こうか、書かないか。
それよりも今回のくらこれだねヾ(゚Д゚ )
今回はタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。
M5:アーバン 《ヴェニスの謝肉祭》変奏曲/ルベン・シメオ(トランペット) 松沼俊彦(指揮) シエナ・ウインド・オーケストラ
(タワーレコメンド)
♪ズバクラ!!
「今年、生誕100年を迎えた指揮者をいろいろ紹介してきたけれど、自分にとって大事な人を紹介するのを忘れていた。レオポルト・ルートヴィヒ、知ってはる?皆さん」と、よっさん。
よっさんが初めて買ったLPレコードが、このルートヴィヒ指揮、ハンブルク・フィルの演奏する「新世界」「未完成」のカップリングだったそうです。何度も何度も、盤面がすり切れるほど聴いた愛着のあるレコード。けれど、長く忘却の彼方に追いやられてしまったといいます。
ルートヴィヒ(1908〜1979)は、カラヤンと同い年で、やはり同郷のオーストリア人。ドイツ・オーストリア各地の歌劇場指揮者を務めたあと、1939年からはウィーン国立歌劇場の指揮者陣の一人として活躍、戦後はベルリン国立歌劇場やハンブルク国立歌劇場などでも主要指揮者としてタクトを振りました。
しかし、戦後、協奏曲を指揮したレコードを多く出したことで「伴奏指揮者」としてのイメージが強くなり、また、カラヤンなど他の大指揮者の台頭でその影が薄くなってしまった感は否めません。それが、このほどルートヴィヒの懐かしいディスクがCDとして甦り、幾枚か発売されました。
その一枚であるチャイコフスキーを紹介しました。 堂々とした曲の骨格を見事に表現。しかも細部の細かな音の揺れやロマンティックな「歌」が手に取るように浮かび上がってきます。
こんな指揮者がいた!
リスナーの皆さん、覚えておいてくださいね。
M6:レオ・ドリーブ バレエ「コッペリア」(抜粋)第1楽章ーマズルカ(冒頭)/エルネスト・アンセルメ(指揮) スイス・ロマンド管弦楽団
M7:チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調第4楽章/レオポルト・ルートヴィヒ(指揮) ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
♪プレゼント
「小山実稚恵 ピアノ・ロマンの旅 第6回内なる叫び」
●日時:2008年11月9日(日)14:00〜
●場所:いずみホール
●出演:
小山実稚恵(p)
●演奏曲:
シューマン:蝶々 op.2
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調
「テンペスト」op.31-2
シューベルト:即興曲集 op.142 D.935より 第1番 ヘ短調
このチケットを3名の方にプレゼント!!!
(応募方法)
「ピアノ・ロマン希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-6646-0856 まで。
インターネットはfmoaka.netくらこれまで。
締切は10月22日(水)です。
たくさんのご応募ありがとうございました!!
![]()
人気blogランキングにくらこれ!をみんなで投票![click]
------
[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜26:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。