あなたには何ができますか?飲酒運転をなくすために。
2017年4月13日
左から、エフエム大阪 石井代表取締役社長、交通遺児等育成基金 小幡会長、
阪急電鉄 北野取締役、ジェイ・ディ共済協同組合 丹澤理事長、関西テレビ 尾谷取締役
音楽という力強いメッセージと、飲酒運転撲滅の熱い心を持った阪急電鉄株式会社・阪神電気鉄道株式会社をはじめとするパートナー、そしてアーティストの力とともに、FM OH!(FM OSAKA)が、飲酒運転による重大事故根絶の啓発を図る「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」(=SDD PROJECT)。
10年目となる今回のSDDプロジェクトでも継続して「あなたには何ができますか?飲酒運転をなくすために」をコンセプトに一人でも多くの方々に飲酒運転の先にある悲劇について考え、行動するきっかけを作っていただくことを主眼といたしました。主旨に賛同いただいたパートナーとメディアなどは60社以上となり、内閣府、警察庁、法務省、国土交通省、大阪府、大阪市、堺市、大阪府警察、交通遺児等育成基金をはじめ、50以上の関連省庁や団体の後援もいただきました。
そして、趣旨に賛同し参加していただいたSDDメッセンジャーは、この10年間で145万人に達しました。
【募金贈呈】
左から交通遺児等育成基金 小幡会長、エフエム大阪 石井代表取締役社長
【記念品贈呈】
左から、交通遺児等育成基金 小幡会長、阪急電鉄 北野取締役
10年目のSDDの展開としては、交通遺児の中で音楽学校を志す子供たちへの奨学金「SDD音楽奨学金」として支援がスタートしました。すでに昨年応募・審査も終わり、将来有望な2名の子供たちが選ばれました。
SDD音楽奨学金の他に、伊藤園様と、SDDデザインが施された自動販売機「SDDオフィシャル自動販売機」を作成しました。この自動販売機が街中に設置されることで、お酒を飲めない子供たちも含めて、飲酒運転撲滅につながる啓発活動を行います。さらに、自動販売機での売り上げの一部を交通遺児等育成基金及び同基金内のSDD基金に寄付し、交通遺児の子供たちのために役立てていきます。
これら10年間のSDDプロジェクトの活動が評価され、大阪府交通対策評議会から、春の交通安全運動初日キャンペーンの中で感謝状を頂きました。
そして、「LIVE SDD 2017」、「SDDタウンミーティング」各会場、昨年に引き続きSDDパートナー各社が独自に展開いたしましたドネーション活動を含め、皆様からいただいた募金の総額は¥22,002,199 となりました。
本日、4月13日(木)10:30より、今回のプロジェクト展開期間中に協力いただいた上記のドネーションの贈呈式を弊社内「E∞Tracks Studio(イートラック・スタジオ)」にて行いました。
株式会社エフエム大阪 代表取締役社長 石井博之と、プロジェクトのパートナ-を代表して、阪急電鉄株式会社 取締役 不動産事業本部副本部長 北野 研様から、公益財団法人 交通遺児等育成基金 会長 小幡政人様に、寄付金と記念品を贈呈いたしました。
これに対し、公益財団法人 交通遺児等育成基金様より、株式会社エフエム大阪、阪急電鉄株式会社様、阪神電気鉄道株式会社様、ジェイ・ディ共済協同組合様、関西テレビ放送株式会社様に対して、感謝状が贈られました。
弊社社長 石井博之は、「まだまだ「ゼロ」になっていないのが現状です。我々も4月から「FM OH!」という新しいコミュニケーションネームになりました。11年目ということで、気持ちを新たに進めたい」と、新たに決意を伝えました。
阪急電鉄株式会社 取締役 不動産事業本部副本部長 北野 研様は、「この10年間の間に、本当に活動が広がっていると伺い知ることが出来ました。ライブについても、参加されているアーティストの方々が心の底から飲酒運転撲滅を願っているというのがひしと伝わりました。当然会場の皆様も一体となって、撲滅していこうという素晴らしいライブでした。
このライブは象徴的なものですが、草の根的な運動を続けておられ、日常から撲滅していこうという活動も広げられており、これから20年、30年、飲酒運転の死亡事故がゼロになるまで続けていただきたい。」とコメントされました。
さらに、公益財団法人 交通遺児等育成基金 会長 小幡政人様は、「10年目の節目に、SDD音楽奨学金制度がスタートしました。当基金加入者の中から、2名の交通遺児が奨学生に選ばれたことを大変嬉しく思っております。」と報告し、「このSDDプロジェクトが益々発展するように」と御礼の挨拶を述べられました。
贈呈式終了後には阪急電鉄株式会社 取締役 不動産事業本部副本部長 北野 研様が、特別番組「2016年度SDDプロジェクト活動報告」(13:00~13:10)に出演され、ラジオ番組を通じてリスナーに、飲酒運転撲滅へのメッセージとSDDプロジェクトへの新たなる決意を伝えられました。