10.スタジオの機器

スタジオ設備

調整卓はフルデジタル仕様とし、スタジオ周辺機器もAES/EBUの入出力を持つものを選択し、可能な限りデジタル信号で接続しました。
アナログ入出力機器はマイクロフォン、テレフォンハイブリッド、カセットレコーダーそして一部エフェクターです。

オンエアスタジオと録音スタジオ

オンエアスタジオA、B、録音スタジオ1、2、3の調整卓はAMQ−2100という調整卓を採用しています。
A・Bスタ、1,2.3スタは、ほぼ同じ仕様に統一されていますが、録音スタジオ1のみスタジオブースをマスター系のアナブースと兼ねるため、HA部分をアナログ仕様としています。
また、EDスタジオはOn-Air2000M2という調整卓を採用して構築しています。
周辺機器はオンエアスタジオと録音スタジオ、EDスタジオで数の違いはありますが、ほぼ同じ構成です。
【AMQ-2100調整卓】
 

(写真)AMQ-2100フルデジタル調整卓

AMQ-2100調整卓は音質が良く、アナログ感覚の操作性の良い、生放送対応のデジタル調整卓で、分散CPU方式や電源の二重化など実績のある信頼性と安全性の高い調整卓です。
入力部にはMTX(マトリックス)を持ち、
●N-1(AUX)出力にオンエアやCMをMIXする機能
●DAFをダイレクトに制御し、CMをフェーダーに立ち上げずに送出する機能
●マスター装置のオンエアタリーにより方向別CMの送出機能
●APCを制御する機能
●DAWと調整卓の状態を通信する機能
●20の番組パターンと49のシーンメモリー及びフロッピーディスクでの入力素材アサインデーターの受け渡し機能
●CDプレーヤー、MDレコーダー等オンラインプレイするとカウントアップするマシンカウンター機能
●BC$CM(QA:CM差し替え信号)、BC$END(QB:番組終了信号)等のCuePoint入力機能、
●DAWのオンエアフォーマットに対してアナ尻時間を通知するためのスイッチング機能等
があります。
 

AMQ-2100調整卓の主なスペックは次の通りです。
●入力素材数モノラル(マイクロフォン系)6系統
(録音スタジオ3のみモノラル(マイクロフォン系)4系統)
●アナログステレオ入力 3系統
●デジタルステレオ入力 21系統
※任意のフェーダーに割り当て可能
●フェーダー数は16
●デジタルステレオEXTモニター4系統
●デジタル機器に対してはSRC(サンプリングレートコンバータ)受け:48kHz
(MDのみSRCでサンプリング周波数44.1kHzに変換)
●デジタルステレオ2系統9出力
●アナログステレオ1系統4出力
●AUXはデジタル12出力:エフェクターやN-1送りに使用
【スタジオ周辺機器】
●DAW-REC
●DAW-PB
●3連CDプレーヤー
●MOレコーダー
●メモリレコーダー(オンエアスタジオのみ2台構成)
●DAT
●カセットレコーダー
●デジタルリバーブ
●エフェクター(オンエアスタジオのみ)
●ノンリニア編集機(録音スタジオ1のみ)
●予備A/D
●予備D/A
●民生用機器接続のためのインピーダンス変換装置
●スピーカー:メインモニターがGENELEC 1037B(録音スタジオ3のみ1032A)
●サブスピーカー:ローランド DS-50A

EDスタジオ

EDスタジオは編集スタジオとしてコンパクトにかつワンマンスタジオとして使用できるようにというコンセプトで12フェーダー仕様のフルデジタル調整卓On-Air2000M2を導入いたしました。

【On-Air2000M2調整卓】
 

(写真)On Air2000M2

EDスタジオのスペックは以下の通りです。
●モノラル(マイクロフォン、TEL系)A/B入力切換 6系統
●アナログステレオ入力A/B切換 4系統
●デジタルステレオA/B入力切換 24系統
●フェーダー数は12(任意のフェーダーに割り当て可能)
●モニター切換は6回路
●スピーカー系統:
 メインスピーカーのみ
●デジタルステレオ出力10系統
●アナログステレオ出力6系統
●デジタルN-1出力2系統
●デジタルAUX出力2系統

【周辺機器】
周辺機器はEDスタジオも基本的には録音スタジオと同じですがCDプレーヤー1台減らし2台、ターンテーブルが1台設置されています。