CS-IPシステムはJFNの衛星を使ったネットシステムであり、Aライン、Bラインがあります。
太陽雑音などにより衛星からの信号が受信困難なときは、IP伝送を使った音声CODECでバックアップするシステムも包含しています。
また、ラインネット以外の番組素材は、JFN情報ネットシステムを使用して、BWF-Jフォーマットの音声ファイルとして搬入されます。
見えるラジオ設備は、JFN情報ネットの一部です。
これは、従来手入力で情報を入力していましたが、見えるラジオのシステムとABMの電子キューシートを有機的に結合することにより、曲目情報等を自動的に送信する等の作業の効率化を行っています。
放送局では正確な時刻が必要なため、放送局仕様の「標準時計装置」と呼ばれるものが設置されます。
この標準時計装置は標準信号発生部を2式実装し、時刻校正はテレフォンJJYで対応しています。
放送設備の時刻情報は全てこの装置から発信されています。
LANを大きく分けるとDAW系、EDPS系、一般OA系、スタッフ系、財務系があります。
DAW系はラック室に設置されたABMサーバ群を中心に、EDPS系を含めたネットワークで完全2重化され、APCシステム、DAFシステム、JFNシステム及び見えるラジオシステムに接続されています。
DAW系はマスター、スタジオなど放送系は1000Base(ギガイーサ)で、その他は100Baseで構築され、ネットワーク架から各室間には予備線や将来対応としてDAW系に、光ケーブルも布線しています。
マスター装置、DAF、JFNのCSサテライトシステム、送信所からのアラーム等全てのアラームを、FM 大阪で製作した「警報監視装置」に入力され、ログを記録すると共に必要とされる場所にブザーを鳴らし、専用PHSにアラーム情報を転送します。
また、表示画面には初期対応のメッセージも表示されます。入力数256、アラーム項目選択機能付き出力数32(内16はブザー用有電圧送り、残りの16はフリー接点)、アラームは最大20グループに分類し、メンテナンスをする場合はその機器が含まれるグループを警報回路から切り離す事が出来ます。
警報装置本体PCはラック室の雑用2架にあり、監視・制御はマスター室においても可能で、技術スタッフ室では画面監視のみが出来ます。