2020-2021 SDDプロジェクト事業及び募金のご報告

2021年5月12日

音楽という力強いメッセージと、飲酒運転撲滅の熱い志を持ったパートナーの皆様、そしてアーティストの皆様の力とともに、2007年、FM大阪は、飲酒運転による重大事故根絶の啓発を図る、『STOP! DRUNK DRIVING PROJECT』(=SDD PROJECT)を発足させました。
14年目となる今回のSDD プロジェクトでも継続して「あなたには何ができますか?飲酒運転をなくすために」をコンセプトに一人でも多くの方々に飲酒運転の先にある悲劇について考え、行動するきっかけを作っていただくことを主眼といたしました。 主旨に賛同いただいたパートナーとメディアなどは約90社。
内閣府、警察庁、法務省、国土交通省、大阪府、大阪市、堺市、大阪府警察、交通遺児等育成基金、日本レコード協会をはじめ、70以上の関連省庁や団体の後援もいただきました。
そして、SDDに賛同し参加していただいた方の総称である全国のSDDメッセンジャーは、この14年間で207万人を超えるまでに及びました。

そして、『LIVE SDD 2021』に加え、昨年に引き続きSDDパートナー各社が独自に展開いたしましたドネーション活動を含め、皆様からいただいた募金の総額は¥12,670,648となりました。

また、公益財団法人 交通遺児等育成基金 会長 小幡政人様が特別番組『2020年度SDDプロジェクト活動報告』にお電話で出演され、ラジオ番組を通じてリスナーに飲酒運転撲滅へのメッセージとSDDプロジェクトへの新たなる決意を伝えられました。

皆様からいただいたドネーションの総額 ¥12,670,648

公益財団法人 交通遺児等育成基金様へ記念品の贈呈

公益財団法人 交通遺児等育成基金様より、株式会社エフエム大阪、ジェイ・ディ共済協同組合様、株式会社オプテージ様、SGホールディングス株式会社様に対して、感謝状が贈られました。

2020年度のプロジェクト活動内容

(1)
FM大阪各DJによるSDD箱番組、レギュラーワイド番組・特別番組中での、飲酒運転撲滅に対する啓発メッセージの発信
(2)
アーティスト・スポーツ選手、タレント、DJなどに総勢100組以上によるSDD啓発メッセージスポットCMの放送、ならびに、SDD啓発番組のレギュラー放送
(3)
プロジェクトの情報が集約された公式ウェブサイト展開
(4)
SDDポスターの掲出、SDDメッセンジャーステッカーの配布など啓発PR活動
(5)
飲食店を中心とした賛同店舗による啓発活動『SDD SHOP MESSENGER 2021』の実施
(6)
2021年2月13日にオンライン配信で開催された賛同アーティストによるSDDプロジェクト集大成ライブ『LIVE SDD 2021』
●出演アーティスト=STARDUST REVUE / TRF / 渡辺美里 / 山崎育三郎 / 和楽器バンド / 鈴木愛理 / 松尾太陽 / she9 / LIVE SDD 2021 総合司会 小倉智昭
(7)
全国207万人のSDDメッセンジャーが選ぶアーティスト『LIVE SDDメッセンジャーズ・アーティスト』の企画実施。オープニングアクトとしてLIVE SDD 2021に選ばれた1組のアーティストが出演
(8)
FM大阪が加盟するJapan FM Networkの基幹5局の企画制作とジェイ・ディ共済協同組合の提供、和食さとの協力により、SDD全国こども書道コンクールを実施。全国5地区代表のこどもたちの書道作品を通じて、大人たちに向けた飲酒運転撲滅メッセージを発信
(9)
関西の高速道路会社3社とFM大阪が推進する『ながら運転』による高速道路での危険運転撲滅プロジェクトSND-STOP! NAGARA DRIVING PROJECTとのアライアンス
(10)
SDD HOKKAIDO、SDD IBARAKI、SDD FUKUI の活動への協力
(11)
BSフジ、eo光テレビで、LIVE SDDの特番放送

今回の『LIVE SDD 2021』は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、大阪城ホールでの有人開催を断念し、首都圏のスタジオからのオンライン配信に切り替えて、実施致しました。
リハーサルからライブ当日を通じ、全出演者・運営スタッフにPCR検査を実施し、陰性結果の上、会場へ入場し、できうる限りの感染対策を施して開催しました。
例年1万⼈のメッセンジャーのみなさんの熱気を感じる貴重なLIVEですが、今年はメッセンジャーの⼀⼈⼀⼈へ直接語りかける様な、これまでとは違う熱いメッセージをお届けしました。