07.DAWを使った制作
DAWを用いたスタジオ制作(運用の流れ)
DAWでの番組録音を例に、説明します。
(1)EDPS上で番組基本から放送タイムテーブルに展開され、オンエア表が出来上がります。
↓
(2)このオンエア表から作成しようとする番組枠を選択するとオンエアフォーマットに番組基本情報が自動に割付き、作成準備が出来上がります。
↓
(3)その基本情報を元に曲やジングル、音源素材など挿入してオンエアフォーマットを作成します。
↓
(4)CMも完パケする黒完パケの場合、CM情報は元より音源素材も張り付きます。
↓
(5)その後、スタジオでオンエアフォーマットプレーヤーを立ち上げ順次オペレートすると、調整卓からフェーダー情報がDAWに通知され、送出時間が確定していきます。
↓
(6)録音が完了すると、時間確定したオンエアフォーマットと録音した音源ファイルをマージしてBWF-Jフォーマットのファイル形式にし、DAWサウンドライブラリーに転送されます。
↓
(7)その後、コピーファイルをDAFのサーバに転送して完了します。
↓
(8)後は該当放送日・放送時間にAPSからDAFを制御することにより該当番組が送出されます。
01. 建物・ロビー
02. スタジオエリア
03. スタジオの音響
04. 放送システムの基本設計
05. ABMシステム
06. DAW
07. DAWを使った制作
08. APS・マスター設備
09. DAFシステム
10. スタジオの機器
11. その他システム
12. 送信所・中継局
13. 電源設備
14. 空調・消火設備
15. 終わりに