5/23(火)OKINAWAN BREEZE:沖縄そば徹底解明◎
今日は『沖縄そば』について詳しく紹介します。
沖縄に初めて沖縄そばの店が登場したのは1902年。
当時は「支那そば」と呼ばれていましたが、「琉球そば」「沖縄そば」と時の流れとともに移り変わり、現在の沖縄そばは、地域や店がそれぞれ工夫してつくりあげてきたものなんです。
沖縄そばは、方言で「すば」ともいわれています。
麺は、「そば」と言っても蕎麦粉は使用されておらず、小麦粉100%。
食感は、和そばよりも、ラーメンやうどんに似ていて弾力があり、太さも、うどんとラーメンの中間くらいです。
だしは基本的に、豚、鶏、カツオ、昆布ですが、店によって4種類すべてを使うところ、1~3種を使うところとさまざま。このだしに塩や調味料を加え、コクのある汁がつくられています。
具は、豚肉、カマボコ、小口切りのネギ、紅ショウガが一般的です。
バリエーションとして、豚の骨付きあばら肉がのった「ソーキそば」、豚足煮込みをのせた「てびちそば」、野菜炒めをのせた「野菜そば」、ヨモギをのせた「フーチバーそば」などがあり、好みで七味唐辛子や、島唐辛子を泡盛に漬け込んだコーレーグースをかけて食べます。
現在、沖縄そば屋は、県内の専門店だけでも100軒以上!
料理店、食堂、レストランなど、沖縄そばをメニューに加えている所も、数え切れないほどあります。
ヨモギやサンニンの粉末を麺に練り込んだ変わりそばを開発する店や、汁のだしに、野菜や香草を用いる店も出てきました。
店がまえも古い民家を改築したところや、BGMにこだわる店とさまざまです。
いろいろなお店をまわって、それぞれの「沖縄そば」を味わってみて下さい!