6/15(木)FLAP ENT:ブラジルサッカー強さの秘密がここに!
映画「GiNGA (ジンガ)」を紹介します!
“ジンガ”とは、身体が揺れるという意味を持つポルトガル語。
そこから派生してフットボールのフェイントの足さばきや、ブラジル人特有のしなやかでリズム感を持つ身体性そのものから、心のよりどころとしての象徴的な言葉としてブラジルでは、ごく一般的に使用されているそうです。
この作品は、そんな“ジンガ”を身体にしみ込ませた、ブラジル期待の新星ロビーニョを中心に、ブラジリアンフットボーラー10人のプレイと日常を追いかけた、オムニバス形式のドキュメンタリーです。
《ストーリー》
・小さい身体でプロを目指し、クラブのトライアルを受けるロマリーニョ。
・セルジオは中流家庭で育った、白人。プレイを披露することで黒人に認められる。
・ウェブデザイナーをしながらフットバレーを楽しむナタリー。
・ブラジル中のプロチームでトライアルに落ち続けているパウロは、家族を支えるためにプロを目指す。
・観光客のガイドをしているセウソは、浜辺に手作りの練習施設を作ったり、木登りをしたり、日常生活の中に練習法をみいだしている。
・ウェスクレイは、事故で片足を失いながらもプレーを続け、パラリンピックでのメダル獲得を目指す。
・歩く基本はジンガだと言うガリンシャは、カポエラの指導をしている。
・自分の名前がついたフェイント技を持つファルカンは、その美しいタッチで2004年のフットサル世界最優秀選手に選ばれた。
・30分で3300回のリフティングをこなしブラジルの記録保持者となっている少女カリーヌは、サッカー選手になりたかったパパの夢を背負いオリンピックをめざしている。
・そして、ブラジル代表となったロビーニョの裏舞台。彼の最初の監督にはプレイだけじゃなくサンバを踊れといわれたと語る。
そんな10人のストーリー・・・
ブラジリアンフットボールの現実とそこに息づく“ジンガ”が、力強い映像と斬新な編集、テンポのいい音楽とともに映し出されています!
映画「ジンガ」は、6月17日から、動物園前シネフェスタで公開になります。