LOVE FLAP2006

１６５万年前の氷に覆われた北極は今、地球環境の変化で消滅の危機にさらされています。
この映画は、そんな北極で、懸命に生きる動物たちの姿を、貴重な映像で綴った、ネイチャー・ドキュメンタリー作品です。
世界的な冒険家、ジャン＝ルイ・エティエンヌによるフランス語のナレーションは、動物たちの行動を、時にコミカルに、ドラマティックに語っています。　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
《ストーリー解説》
北極の冬、マイナス50度の極寒の中、メスのホッキョクグマは巣穴にこもり、2頭のコグマを出産し、命がけで子を守る。
氷原では、アザラシの群れが子育てをしている。
イッカクはメスをめぐりキバで闘う。
氷河期の生き残りといわれている、ジャコウウシは300～400キロもある大きな体をぶつけあい、壮絶な縄張り争いをする。そのなんとも言えない鈍い音が響きわたるんです。
カリブーたちは繁殖地とエサ求め１０００キロの危険な旅へ出る。
生まれてわずか3週間で親から離れ、大洋に泳ぎ出る子アザラシ…。


マイナス50度という過酷な環境のなかで行われた、命がけの撮影によって、ありのままの世界が映されていて大自然の神秘や驚異を見ることができます。
ここで描かれた光景は、数十年後、残されているのかは誰にもわかりません。やがて消え行く世界の中でも懸命に、次の世代へ命をつなごうと生きている、動物たちの愛と勇気に満ちた姿は、生きることの美しさを強く訴えかけています。


映画「ホワイト・プラネット」は、
●ナビオTOHOプレックス
●TOHOシネマズ高槻
●TOHOシネマズ泉北
　　　　　　　　　　　　　　ほかで、６月２４日（土）公開になります。