7/4(火)FLAP ENT:あなたの幸せは何ですか?
いろんな女性が主人公で登場する映画「美しい人」
監督は 「彼女を見ればわかること」のロドリゴ・ガルシア監督。
9つのオムニバス形式のドラマで、9人のハリウッド実力派女優が主役を務めています。ワンシーン・ワンカットで撮影され、登場人物たちの繊細な感情の揺らぎや心の変化が映し出されています。
《ストーリー》
●第一話 娘に愛をそそぐ人<サンドラ>
刑務所に服役しているサンドラ(エリピディア・カリーロ)の生きがいは、面会に来る娘と言葉を交わすこと。
●第二話 いま手にしている愛を見出す人<ダイアナ>
ダイアナ(ロビン・ライト・ペン)は夜のスーパーマーケットで、偶然昔の恋人ダミアン(ジェイソン・アイザックス)に再会する。彼の目線はダイアナの妊娠した腹部へと流れる。
●第三話 愛をぶつける人<ホリー>
父親との幼い頃のトラウマから、長い間家を出ていたホリー(リサ・ゲイ・ハミルトン)は、思い出の場所で、ささやかで幸せだった思い出があったことも少しずつ思い起こす。
●第四話 お互いの弱さを知る人<ソニア>
ソニア(ホリー・ハンター)と夫のマーティン(スティーヴン・ディレイン)。相手を思うがゆえに傷つけてしまう現実。そのずれは、きっと時間が解消してくれる・・・
●第五話 かけがえのない人<サマンサ>
車椅子の父は、娘サマンサ(アマンダ・セイフライド)とだけ会話を交する。母のルース(シシー・スペイセク)娘に父親の様子を聞く。父と母が直接言葉を交わすことはない。2人の愛の象徴である娘にしかこの役は果たせない。
●第六話 愛を求められる人<ローナ>
妻に自殺されたアンドリュー(ウィリアム・フィクトナー)のために、葬儀に参列した元妻のローナ(エイミー・ブレナマン)。しかし周囲の目は冷たい。アンドリューは、いまだローナを思っていた。
●第七話 家族があることの歓びを知る人<ルース>
第五話のサマンサの母親ルース(シシー・スペイセク)。不倫に走り、娘の先生ヘンリー(エイダン・クイン)とモーテルに足を踏み入れる。しかし、彼女は向かいの部屋で起こったある光景を偶然目撃し、
娘や障害者の夫、家族の結びつきに思いを馳せる。
●第八話 夫の愛の深さを知る人<カミール>
女性の身体の象徴である乳房を失うことになった、カミール(キャシー・ベイカー)。手術室へ向かおうとするわずかな時間に表した本当の心の言葉。夫へのかけがえのない愛。それは愛を超えた、神のそばにささげても、決して恥ずかしくない確かな思い。
●最終章 神の祝福を受ける人<マギー>
カメラは、墓参りにやってきたマギー(グレン・クローズ)と娘マリー(ダコタ・ファニング)とのささやかなやりとりを映し出す。しかし実際には、娘マリーはもうこの世にいない・・・
人種も、住んでいるところも違ういろいろな女性の、生き様、考え方が表されています。
映画『美しい人』は、
テアトル梅田
シネカノン神戸 他で、7月15日(土)から公開になります。