9/15(金)FLAP ENT:スポーツ映画じゃありません!
映画「サムサッカー」を紹介します!
X-girlのアートワークやNIKE、GAPなどのTVコマーシャルでも知られる映像クリエイター、マイク・ミルズ監督の長編デビュー作。
歯医者さん役にキアヌ・リーヴス、『ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女』のティルダ・スウィントンは平凡な母親役、『Mr.&Mrs.スミス』のヴィンス・ヴォーンや『メン・イン・ブラック』のヴィンセント・ドノフリオなど、豪華キャストが脇役として出演する中、主役は二十歳の新人、ルー・テイラー・プッチ。複雑で繊細な役柄を、見事に演じ、数々の賞も受賞した期待の新人です。
漠然とした不安を抱き、17歳になっても親指を吸う癖(サムサッキング)が止められない少年の心の成長を、繊細に、そしてユーモアたっぷりに綴った思春期ムービー。
《ストーリー》
オレゴン州の郊外住宅地で何一つ不自由なく育った、17歳のジャスティン(ルー・テイラー・プッチ)は、親指を吸う癖を治せず悩んでいました。
両親も心配していることを分かっているけど止められない。
行きつけの歯医者のペリー(キアヌ・リーヴス)は、そんなジャスティンの悩みを解消するために催眠術をかけて親指を吸う癖を治すのですが、不安を解消する術を失ったジャスティンは、自分の行動をコントロールできなくなってしまいます。
いろんな人にあたってしまい、片想いの同級生レベッカともギクシャク、ついには、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断され抗うつ剤を勧められます。ジャスティンははこれで未来が開けるのならと、喜んで飲むことに。
薬の効果はすぐに表われ、ジャスティンは、見違えるように活動的になりますが、ある日、クラブの仲間に薬を飲んでいるところ見られ「抗鬱剤なんかドラッグと変わらないじゃないか」と言われてしまう・・・
この映画には、普通に見えて、ちょっと変わった人たちがいっぱい出てきます。そんな人たちが、悩みながらも何とかうまくやっていく様子が描かれています。
あなたのまわりにもきっといるはず・・・あなたも実は変わってる??
見た後に爽快な気持ちになれますよ♪
『サムサッカー』は、9月23日から、梅田ガーデンシネマほかで公開になります。