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10/10(火)FLAP ENT:やっぱり生やとちゃいますな~

先月オープンしたばかり「天満天神繁昌亭」を紹介します!

大阪天満宮の敷地内に誕生した「天満天神繁昌亭」は、
落語専用の定席(じょうせき)=一年中毎日、落語をしている寄席です。


東京には、新宿末広亭や鈴本演芸場など、一年中落語を見られる寄席が4つもあるんですが、大阪では昭和の初めごろから落語よりも漫才などが主流となったため、落語をいつでも楽しめるところが、なくなっていたそうです。


かねてから大阪の定席復活を願っていた、上方落語協会会長の桂三枝さんが、大阪天満宮の土地を無償提供してもらって、さらに企業や個人の寄付を募って、関西では戦後60年ぶりの復活となる定席、「天満天神繁昌亭」を完成させました。


マイクなしで声が届く客席は1、2階合わせて256人収容できます!
舞台はヒノキづくりで、正面には人間国宝の桂米朝さんが筆書きした「楽」という字の額が飾られていて、天井には、寄付をした人の名前入りのチョウチンが一面にぶら下がっています。


落語は毎日楽しむことが出来ます。
昼席は、午後1時~午後4時半ごろまで
夜席は、午後6時半、または7時から9時


昼席の出演者は週替わりで、ベテランから若手まで10組ほどが出演し、色物と呼ばれる、マジックや漫才など、落語以外も入る本格的な寄席です。
あらかじめ演目は決まっておらず、噺家さんたちは、他の噺家やお客さんの反応を見ながら、テンポよく話をすすめていきます。
古典あり、新作ありで、あっという間に3時間ほどの楽しい時間が過ぎていきます。
夜席は、独演会や一門会など各落語家が主催する会が中心となっています。

これだけたっぷり楽しめて、お値段は、ほとんどのものが前売り2,000円、当日2,500円。混雑する日だと、売り切れや立ち見も出るそうです!
出演者など詳しくは、「天満天神繁昌亭」ホームページでチェック!!


また、今まで落語を見たことがなかった人や、なかなか繁昌亭まで行けない人にも、いつでも気軽に落語を楽しめるように、繁昌亭が主催する昼席をインターネットで毎日配信するサービス「ライブ繁昌亭」も行われています。
このサービスは、今月末までオープニングキャンペーン!月額500円でたのしめます。


繁昌亭では、始まる前には、落語家さんの弟子が呼び込みをしていたり、帰りには、出演者の皆さんがそろって、ビラ配りや握手などをして、お見送りをしてくれます。
ベテランから若手まで噺家さんたちが一丸となって、上方落語を盛り上げようと、頑張っているパワーが伝わってきます。


生の落語を体験したことがないという方、ぜひ一度足を運んで
じっくりと落語を楽しんでみてください!!