11/29(水)FLAP ENT:来世は○○○に!
前回『容器包装リサイクル法』のお話で、きちんと分別する事で、より良いリサイクルができるとお話しましたが、今回は何がどんなものに生まれ変わるのか、代表的なものを紹介します!
☆ガラス瓶 (地域によっては、色別に回収される所もあります)
市町村で「無色」「茶色」「その他の色」に色分けされたものが、リサイクル工場で細かく砕かれ、機械や人の手で金属や小さなごみが取り除かれます。
そこから、もう一度ガラス瓶へ加工されたり、タイルや断熱材に加工されたりします。
☆PETボトル
異物を取り除いて、一定の大きさのかたまりに圧縮したものが、リサイクル工場へと渡されます。
異物を取り除いて細かく砕き洗浄したものは、卵のパック・洗剤のボトルの原料として使われたり、繊維に加工されて衣料品やカーペットになったりします。
また、化学的に分解すれば、清涼飲料やしょうゆなどのPETボトル用の樹脂にもなります。
☆プラスチック(レジ袋やペットボトルのラベルもプラスチックです。 )
プラスチックのリサイクル方法は、大きくわけて3種類あります。
①マテリアルリサイクル
これは、使い終わったプラスチック製品をとかして、文房具、日用品、土木建築資材などの原料として使われる方法です。
②ケミカルリサイクル
使い終わったプラスチックを、原料やモノマー(分子)にもどしてまた樹脂にしたり、油にもどしたり、ガスにして化学原料にしたり、鉄をつくるときの還元剤として利用する方法。
③サーマルリサイクル
使い終わったプラスチックをガスや油、固形燃料に変えたり、燃やしたときの熱を発電や蒸気として利用する方法。
たとえば、電気、暖房、温水プールなどに利用されています。
このように、いろいろなものがリサイクルで、新しく生まれ変わっています。
リサイクルできるものでも、ちゃんと分別しなければゴミになってしまいます。
ちょっとした心がけで、捨てずにリサイクルできます!
分別をこころがけましょう!