12/20(水)FLAP ENT:こだわりです!
今日は、オーガニック・コットンをピックアップ!
お肌にいい?新種のコットン?聞いたことはあるけど良く知らないという方も多いですよね??
オーガニック・コットンとは、3年間農薬や化学肥料が使われていない農地で、農薬や化学肥料を使わず、自然のサイクルのままに有機栽培された綿花のことです。
現在、一般的な綿花を育てるには、大量の農薬が使われています。
害虫を防ぐのはもちろん、コットンを収穫する時には、農薬で先に葉っぱを落としてから収穫されます。
もちろん、使われる農薬には国ごとに厳しい規制が設けられているんですが、それでも土地には大変な悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで、無農薬で育てることで、地球環境への悪影響をちょっとでも減らそう、という考えからオーガニック・コットンは手間ヒマかけて作られています。
では“普通に栽培されたコットン”と“オーガニック・コットン”はどれほど違うのか?というと・・・
収穫されたコットンは、普通に栽培されたものでも残留農薬はとても少ないので、品質そのものはオーガニック・コットンと、特に変わらないそうです。
でも、オーガニック・コットンは、製品加工の際にもケミカルな処理をなるべく少なくしているものがほとんどです。なので、普通の綿と同じような綿でも、オーガニック・コットンの製品は、肌に優しく、赤ちゃんやお肌の弱い方にも安心だと言われているのです。
しかし、全てのオーガニック・コットンがそのような加工をされているわけではないので、もし製品製造の過程でもケミカルな処理をしていないような製品がほしい場合には、製造過程を確認できるようなメーカーから購入しましょう!
ちなみに現在、すべての綿製品のうちオーガニック・コットンが使われているのは、世界でわずか0.1%といわれています。
そして、主な生産国は、アメリカ、ペルー、インド、トルコなどで、日本では採算が合わず、商業生産はされていません。
それでも私たちが有機栽培に関心をもって、選んで使っていくことで、オーガニック・コットンの生産が増えたり、少しでも農薬を減らした生産がされるようになっていくかもしれませんね。