2/14(水)FLAP ENT:エコを意識した農場
みなさん、ランチは残さず食べましたか？
食べ残しや期限切れ、調理のときに出る野菜クズなど捨てられる食べもの“食品廃棄物”。
日本は、年間でおよそ2,000万トンも出しているそうです！
そんな食品廃棄物を少しでも減らしたり、再生利用しようと、施行されたのが「食品リサイクル法」というものです。
この「食品リサイクル法」の施行にともなって、あらゆる事業者が、食品メーカーやスーパー、レストランなどから廃棄される食材を回収して、肥料や飼料に加工、また農作物を育てるのに利用するという取り組みが、全国でなされています。
そんな食品廃棄物の再生利用など、さまざまな環境にまつわる取り組みを独自にされている会社をみつけました！
鹿児島にある「えこふぁーむ」です。
（この「えこふぁーむ」はすばらしい取り組みをしているということで、ap bankの融資も受けている会社です。）
どんな取り組みがされているのかといいますと・・・
地域の学校給食センターや老人ホーム等から回収した調理くずや食べ残しを使って飼料をつくり、それを与えて黒豚を育てています。
しかも、この「えこふぁーむ」の廃棄食材から作られる飼料は、作るに時に極力エネルギーを使わずに作れるように研究されていて、さらに豚の免疫力をあげる豚の体にも良い、独自の特殊なものなんだそうです！
また、黒豚を育てるのも、小さな小屋の中で育てるのではなく、耕作が放棄された山や、杉の伐採地跡などで放牧しているんだそうです！
そうすることで、豚がストレスをためず自然のなかでのびのび育つのはもちろん、豚たちが走り回ることで、放置されて固くなった土地がたがやされ、新たに木を植える事ができるんだそうです！
豚の力をかえりて森林を復活させようということなんだそうです！
その他にも、その豚の排泄物を、分解して堆肥として無農薬野菜を育てるのに使っていたり、今後は自然エネルギーの活用も目指しているそうです。
私達の知らないところで、たくさんの人がいろいろな環境への取り組みをしているんですね。
でも相変わらず、毎日たくさんの食べ物が処分されたり、資源が消費されていったり･･･なかなか改善されていかないこともたくさんあると思います。
一人一人が少しづつ気にかけていくことが大事ですよね。