LOVE FLAP2006

世界に名だたる１８人の映画監督が集結し、それぞれがパリの各地区を舞台に撮った、およそ５分の作品、全１８話で構成されたオムニバス・ムービーです。
主な監督は、アメリカのコーエン兄弟、ガス・ヴァン・サント、ドイツのトム・ティクヴァら、日本からも諏訪敦彦（のぶひろ）監督が参加しています。
ナタリー・ポートマン、イライジャ・ウッドら豪華俳優人も登場しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
《ストーリー》
１区：モンマルトル（ジョエル＆イーサン・コーエン監督）
地下鉄チュイルリー駅のホームで、ベンチではカップルが熱烈なキスを交わしている。それを見ていたアメリカ人観光客に、カップルの男が怒鳴る。逆上する男とたしなめようとした女は派手にケンカをはじめるが、タイミングよく電車が来て一件落着と思った次の瞬間、女が観光客にディープキスをして･･･

２区：セーヌ河岸（諏訪敦彦監督）
カウボーイの存在を無邪気に信じていた息子のジュスタンを1週間前に亡くしたスザンヌ。ある晩、ジュスタンの声が聞こえて、思わず飛び出した広場で馬に乗ったカウボーイと出会います。カウボーイは「息子に会いたいか？私について来る勇気があるか？」とたずねます。

そして・・・
３区：マレ地区、４区：チュイルリー、５区：16区から遠く離れて、６区：ショワジー門、７区：バスティーユ、８区：ヴィクトワール広場、９区：エッフェル塔、１０区：モンソー公園、１１区：デ・ザンファン・ルージュ地区、１２区：お祭り広場、１３区：ピガール、１４区：マドレーヌ界隈、１５区：ペール・ラシェーズ墓地、１６区：フォブール・サ・ドニ、１７区：カルチェラタン、１８区：14区
・・・と続いていきます。
一見ばらばらに見えるショートストーリーが、自然につながり、美しい短編集となっています。


映画『パリ、ジュテーム』は、
今週土曜日、３月２４日から　梅田ガーデンシネマ
４月７日からは　京都シネマ、三宮シネフェニックスで公開になります。