LOVE FLAP2006

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ブラジル中が絶叫するトップアーティスト、ゼゼ・ヂ・カマルゴ＆ルシアーノの半生をモデルに、彼ら兄弟とその家族の絆を描いた感動作です。
ブラジルでは、公開と同時にヒット・チャートの首位に立ち、興行の新記録を樹立。
ブラジル映画の歴史を塗り替えた作品として、アカデミー賞外国語映画賞のブラジル代表にも選ばれた話題作です。


《ストーリー》
ブラジルの田舎町。見渡すかぎり畑しかない土地で、音楽が大好きなフランシスコ（アンジェロ・アントニオ）は、愛する妻のエレーナ（ジラ・パエス）と７人の子供たちと貧しくも仲むつまじく暮らしていました。

フランシスコの夢は、息子たちをプロのミュージシャンにすること。
そんな彼は、なんとか家計をやりくりし、長男のミロズマル（ダブリオ・モレイラ）には
アコーディオン、弟のエミヴァル（マルコス・エンヒケ）にはギターを買い与えるのですが、フランシスコは、ラジオを聴く以外に音楽を全く知らず、村の人々にもバカにされてしまいます。

たとえ村人が噂しようと、貧しさに苦しもうと、笑い声の絶えない一家で、兄弟は父の期待にこたえようと独学で練習に励みます。

そんななかでも、一家の財政はますます苦しくなってゆき、ある日とうとう楽器に変わってしまった地代が払えず土地を追い出されることになります。
子供たちに食べさせる物も底をつき、こらえきれず涙を流す母。
そんな母の姿を見た長男ミロズマルは、少しでも家計の足しになるようにと、弟のエミヴァルとふたり、バスターミナルで路上ライブを始めます、、、。


最後のシーンでは、役者ではなくゼゼ・ヂ・カマルゴ＆ルシアーノ本人がでてきます。
誰にだって努力は必要と改めて感じることができて頑張る勇気が出る作品です！！


映画『フランシスコの２人の息子』は、
ナビオTOHOプレックス
TOHOシネマズ泉北
TOHOシネマズ二条～で３月３１日から公開になります。