2007年10月10日

FLAP JOURNAL
エコ、モノ

10/10(水)美味しい秋の味覚☆新米を食す!!

秋!と言えば、栗や松茸など食べ物がたくさん収穫をむかえる、美味しい季節。
今日は、「新米」についてご紹介します!

今日は、京都にある、「へんこ米屋 京都紫の 上田米穀店」店長
                  そして、米・食味鑑定士でもあります。


上田さんにお米について色々とお話を伺いました。

 

●美味しいお米 ・・・
ほとんどの人は、新潟県 ・魚沼産コシヒカリなどのブランド米が
一番美味しいと思われていますが、毎年行われるお米のコンテストとかでは、
めったに授賞しないそうです。その年の天候によって、米の旨味が決まるので
本当に美味しいお米は、お米屋さんに聞いてみるのが一番だそうです!
そうすると、安くて美味しいお米が手に入ります。


●新米の食べ方 ・・・ 
水加減はあまり気にしないほうがいいかも。。。というのも、
新米の出始めは乾燥気味になっているとこもあるからです。
なので、11~12月のお米が一番の旬といえるかもしれません。
それから、寒さが増してくる時期になると必然的にお米は
身を守るために防御します。それが甘味となってでてきます。
買ったお米を寒いところにおいておくのがおすすめです。


●美味しく炊くには・・・
手早く、一、二回洗うだけで十分!手早く洗う理由は、
お米の性質として、においを吸収しやすいので手早く洗わないと、
こめぬかのにおいを一気に吸い込んでしまうからです。
洗った時のにごりも美味しさのもとなので、
ほこりやぬかを洗い流すくらいがいいそうです!


絶対してはいけないのが、お湯で洗うこと!
お湯で洗うと、一気に水分が入って割れやすくなって、
炊さき上がったときに割れてべちゃ~
となるので、これから寒くなって冷たくても、水で必ず洗いましょう!!
春先から梅雨の時期、少し古くなったお米を炊く時に、
純米酒や米油を数摘入れるとピカピカで美味しいお米が炊き上がります!


日々、美味しいお米を求めて全国を旅している米・食味鑑定士 ・ 上田哲生さん。
お店には年間50種類以上の厳選された無・低農薬米が揃っていて、
オーダーすれば自分好みのお米をブレンドしてくれます。


注文を受けてから精米するので時間はかかりますが、
昔ながらの石臼を応用した精米機で丹念に時間をかけて仕上げるので、
できあがりの艶がキラキラしているそうです。

「へんこ米屋 京都紫の 上田米穀店」は、京都駅から市バスに乗って 
千本鞍馬口(せんぼんくらまぐち)下車、北へ徒歩7分くらいのところにあります。


今、日本人はあまりお米を食べなくなっていて、
米農業だけで生計を立てている農家も年々減ってきて、
年間に廃棄処分されるお米の量も凄いそうです。


これから、本当に全国から美味しい新米が登場するので、
是非、美味しいお米を堪能して下さい!


「へんこ屋 紫の京都 上田米穀店」

大阪ガス
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