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菊人形は、人形に菊を飾る、菊師（きくし）はもちろん、菊を育てる園芸師、人形を作る人形師、他にも照明演出師や大道具師など、多くの匠の技で何ヶ月もかけて完成されます。期間中に使う菊は、人形に飾るために品種改良された、人形菊でおよそ４万株、舞台に飾る菊もあわせると、およそ８万株にもなります。

今年の『ひらかた大菊人形　義経』ではフィナーレを飾るのにふさわしく、例年以上に、豪華な舞台背景を設け、菊人形がより一層美しく見えるよう工夫されています。
会場の入り口では、高さ９mにもおよぶ鞍馬（くらま）寺の山門が再現され、中にはいると義経と弁慶が出会う五条大橋や、壇ノ浦の戦いなど、９つの名場面が40体以上の菊人形とともに再現されています。

中でも、最終場面である、『静の舞』では、静御前が、源頼朝に舞を奉納する場面を再現しているのですが、最終場面を飾るべく、一面が菊の花で飾られています。「丸付け」という手法で、３６０℃を菊の花で埋め尽くされた、鮮やかな静御前の着物も見ものです！！

今年で見納めとなる「ひらかた大菊人形　義経」は、
１２月４日(日)まで、ひらかたパークのイベントホールで開催されます。

開催期間 　　１２月４日（日）まで　※期間中無休
開催時間 　　１０時～１８時
開催場所 　　イベントホールⅠ
料　　　金　　 （入園＆菊人形観覧）おとな１,６００円 　こども８００円

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