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「あまから手帖」２月号は、「酒蔵のある町」と題して４部構成で紹介しています！
第１部では、灘五郷周辺の酒蔵とおすすめの味処！
第２部では伏見の町にあるお酒の記念館などと、おすすめの味処！
第３部では、関西近郊（奈良、滋賀、大阪・茨木市）の酒蔵と、酒蔵推薦の飲食店を紹介。
第４部では、長崎・雲仙の酒どころと、湯どころを旅企画で紹介しております。

ここ数年、焼酎ブームに押されていた感のある日本酒ですが、燗酒が注目されるなど、徐々に日本酒の味わいを見直そうという流れが出てきています。
熱燗といえば、手でとっくりを持つとヤケドしそうなぐらい熱くしすぎるお店が多いのですが、あまり熱すぎる日本酒本来の良さが出てきません。日本酒造組合中央会では、燗酒や冷酒の温度帯を旨く表現していて、それを広めようとしています。
例えば、冷酒では・・・
●雪冷え（ゆきびえ） およそ5℃
●花冷え（はなびえ） およそ10℃
●涼冷え（すずびえ） およそ15℃

燗酒では、
●日向燗（ひなたかん） 30℃近辺
●人肌燗（ひとはだかん）35℃近辺
●ぬる燗（ぬるかん）　40℃近辺
●上燗（じょうかん） 45℃近辺
●あつ燗　50℃近辺
●飛びきり燗 55℃近辺　　　　　〜〜〜といった感じです。

すごくオシャレだし、日本語の幅広さを感じますよね。
みなさんも是非使ってみてはいかがでしょうか？

また実際に、それぞれの温度で飲み比べしてみてください。同じお酒でもすごく味わいは変わってくるはずです！まだ、どのお店でも通じる言葉ではありませんが、曖昧だった基準がクリアーになるのはいいことだと思います。

そして今回おすすめのお店は、京都伏見の中書島駅前にある『時代屋スタンド　中書島店』！立ち飲みですが、女性客の姿も見られる今どきの立ち飲みスタイルの店です。名物の「どてかつ」は、串カツを味噌カツ風にしたもの。その他、おでんやオリーブオイルと岩塩で食べる冷やしトマトなどをアテに、お酒を楽しむことが出来るお店です！日本酒や焼酎もそれぞれ20種近くも揃えてあるので、スタッフの方に教えてもらいながら、いただくのも楽しいと思います。
隠れたアイテムとしては、ツウな子供達に人気の「こどもびいる」 なんていうのも置いてありますよ。

その他詳しくは、「あまから手帖」２月号をご覧下さい！書店コンビニなどで発売中です！
お値段は・・・７８０円です！